座談会は実施するべき?するならどのタイミング?効果的な開催方法とは!
新卒採用が年々早期化するなか、学生のつなぎ止めを課題としている企業も多いのではないでしょうか。その課題を解消する方法の一つとして行われているのが「座談会」です。
人事や実際に働いている先輩社員との座談会の場を設けることで、内定承諾の意思決定向上や入社後のミスマッチ防止へとつなげます。
目次[非表示]
- 1.座談会とは
- 2.座談会のメリットは?
- 3.一般的にいつ頃、開催されている?
- 4.座談会の開催事例
- 4.1.テーブル形式(ワールドカフェ)
- 4.2.パーティー形式
- 5.座談会でのNG行動
- 6.まとめ
座談会とは
座談会は就活生のアピールの場というよりは、企業をよく知ってもらうために開催される一種の「交流会」です。ざっくばらんに話ができる雰囲気で、進め方も企業ごとに特徴がでるため、学生にとって社風や企業理念の理解を深めることができるイベントとなります。
座談会のメリットは?
座談会を開催するメリットは多数ありますが、1番は企業の「生」の環境を伝えることができることです。学生にとって、選考途中や内定後に関わる人事担当者、面接官の印象は、選考へ進む意思決定や内定承諾に深くかかわってきます。その接点を作れる座談会は、学生の意思決定に大きく作用するイベントといえます。
一般的にいつ頃、開催されている?
開催時期については、明確におすすめな時期はありません。各企業ごとに、開催する目的を設定し、開催することをおすすめします。例えば、選考への誘導を目的とするとき、選考と選考の間で座談会の機会を設けることで、企業と学生双方の理解を深めることができ、学生の志望意欲をより高められます。また、説明会とセットで開催することで説明会の堅苦しい雰囲気とは違い、カジュアルな雰囲気の中で、学生が質問しやすい場をつくれます。まずはなぜ開催したいか、開催してどんな結果を得たいかを決定することから始めてみてください。
座談会の開催事例
テーブル形式(ワールドカフェ)
座談会を開催するにあたって最も用いられている形式です。カフェで話をしているかのようにリラックスした雰囲気の中で対話が可能です。1テーブルごとに先輩社員が数名参加し、時間経過で社員または学生が移動することで、全員が積極的に参加することができます。
パーティー形式
カジュアルな立食形式で、学生が自由に動き回り、興味のある先輩社員と話すことができる形式です。積極的な学生にとっては、話したい先輩社員と気軽に話せる機会なので喜ばれますが、自分から声をかけることが苦手な学生にとっては不向きな形式となるため、孤立している学生がいないか、社員が目を配る必要があります。
座談会でのNG行動
座談会では先輩社員が数名参加するのが主ですが、社員同士が共通認識を持って参加することが大切です。魅力を伝えようと情報過多になってしまったり、雑談の場になってしまうと逆に学生の意欲を削いでしまう危険があります。また、労働環境や待遇面でのマイナス要素を学生に伝えない等、参加する社員が共通の認識をあらかじめ持っておくことが必要です。
まとめ
座談会は採用活動において入社後のミスマッチを防いだり、学生の意欲向上に非常に効果の高いイベントです。直接選考に関わるイベントではないため、学生も参加するハードルは低くなります。
また、地方在住者に向けてはオンラインで開催するなど、地域関係なく開催することも可能なので、地方在住の学生にとっても参加しやすいイベントとなります。ぜひ座談会をうまく活用し、採用成功へとつなげてください!