はじめての採用管理システム(ATS)!どんな種類があるの?違いを比較!
採用管理システム(ATS)とは
近年、売り手市場となり採用難に企業様は増える中で、採用成功のために様々なツールがリリースされています。そして、新卒採用ご担当者様におかれましては、採用成功のために多種多様な手法を取られているかと存じます。一方で様々なツールを使えば、間口が広がるという利点があるものの、応募者のデータがいろんなところに蓄積されてしまいます。また、それぞれの媒体から連絡を取ろうとすれば、工数が増えてしまい、挙句の果てには、誰がどうなっているのかわけがわからない状態というかんり困難な状態に陥ってしまいます。
そんな中で近年注目度の高いサービスが「採用管理システム(ATS※)」※Applicant Tracking Systemの略称。
ただの応募者管理だけではなく、機能・用途は多岐にわたり、
・進捗管理・応募書類格納・LINE連携・評価入力・面接官割り当て/自動連携
などなど便利な機能がたくさんあります。
このページでは、お客様のアウトソーシング事業において、数多ある採用管理システム(ATS)を実際に操作したことある弊社独自の視点から、各種採用管理システムを比較していきますので、ぜひツール選定にお役立ていただけますと幸いです!
目次[非表示]
- 1.採用管理システム(ATS)とは
- 2.採用管理システム(ATS)の種類・比較
- 2.1.ACCESS ON LINE
- 2.2.i-web
- 2.3.採用一括かんりくん
- 2.4.LINE NEXT
- 2.5.sonar
- 3.まとめ
採用管理システム(ATS)の種類・比較
ACCESS ON LINE
株式会社マイナビが提供する、アクセスオンライン。一番の特徴は何といっても新卒学生登録数NO.1のマイナビとシームレス連携できること。マイページを利用し、学生に細かく情報の出し分けができるところも魅力の一つです。※マイナビからのエントリー者を管理ツールに反映・情報移行をする必要がありません。
ACCESS ON LINE(新卒採用向け)
ACCESS ON LINE CAREER(中途採用向け)
などターゲットに応じてパッケージが複数用意されています。
マイナビとの連携 ★★★★★
使いやすさ ★★★☆☆
機能性 ★★★★★
弊社アウトソーサー談:
老舗ATS。高機能で機能数が多いため、担当者様の「こうしたい!」をかなえられるツールでありつつも、手軽に使いこなすには少し時間がかかるかもしれません。
i-web
株式会社ヒューマネージが提供するi-webの最大の特徴は、リクナビとシームレス連携している点!他にもキャリタス就活、ONE CAREER、外資就活ドットコムや、新卒ダイレクトリクルーティングサービスOfferBox、TECH OFFERとも連携しています。
リクナビとの連携 ★★★★★
連携媒体の多さ ★★★★★
機能性 ★★★★☆
弊社アウトソーサー談:
機能性や様々なツールとの連携のしやすさなど総合的に非常にバランスの良いATSです。
採用一括かんりくん
HRクラウド株式会社が提供する「採用一括かんりくん」なかなか特徴的な名前です。中小企業の導入が多く、安価な価格から始められるのが魅力の一つです。LINEメニューが充実しており、やり取りはもちろんリッチメニュー編集やシナリオ配信なども可能です。分析機能も直感的に利用しやすく設計されています。ただ、複数職種にまたがっての応募ができないなど、グループ会社などで複数併願するように使いたい、などのニーズにはマッチしません。
価格 ★★★★☆
LINE機能 ★★★★☆
大量採用企業向き ★☆☆☆☆
弊社アウトソーサー談:
学生の状況が一目でわかることが何といっても美点です!さらにLINE連携している学生にもしていない学生にも一括でメッセージが配信できるので、LINE導入による工数も大幅に削減できるツールです!
LINE NEXT
株式会社アローリンクが提供するLINE NEXT。その名の通りLINEでのやり取りに特化したATSです。LINEの利用については自由度NO.1!カルーセル利用やシナリオ配信、リッチメニューの切り替えなど、LINEだけで採用を完結できます。ただ、あくまで「LINE」特化のシステムのため
・各種サイトとの連携
・各種書類のアップロード機能
・分析
などの他ATSと比べると見劣りする点もあります。また、設計も自由度が高い分複雑で、使いこなすまでに慣れが必要です。
LINE機能充実度 ★★★★★
使いやすさ ★☆☆☆☆
弊社アウトソーサー談:
LINEを積極活用してオリジナリティのある採用を進めていきたい企業には最高の機能が充実しています!
sonar
Thinkings株式会社が提供するsonar ATS。新卒、中途の垣根なく利用できるATSです。
LINEなどのコミュニケーションツールと連携ができ、応募者への連絡を自動化してくれるのがsonar ATS の魅力です。オートメーション機能の充実により工数の削減と、ミスの削減に繋がります。Offer BoxやONE CAREERなど多数のサイトと連携しており、SPIやCUBICなどの適性検査、Googleカレンダーなどのツール、LINEなど幅広く連携しています。ただ、自動化させるための事前準備としての設定が非常に大変。導入の際にはスケジュールに余裕をもってお手続きされることをおススメします。
連携ツール数 ★★★★★
自動化 ★★★★★
お手軽さ ★☆☆☆☆
弊社アウトソーサー談:
使いやすさ、機能性はさることながら、サポートサイトが充実しているので嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。採用管理システム(ATS)は、導入を目的とするのではなく「やりたいことができる」を軸に見極めていくことが大切。採用業務工数を削減する事が目的であれば一部業務をアウトソースする事もおススメですが、「こんなことがやりたい!実現するATSはどれ?」というお悩みがありましたら、ぜひ株式会社採用総研へお問合せください。