ポストコロナ!新卒採用で変わった4つのポイントと母集団形成【新卒採用成功のためのカギVol.1/2】
新卒採用をご実施中の企業様にとって、近年このようにお感じではないでしょうか?
コロナ前と比較して…
・母集団が激減しているように感じる
・母集団の質が大きく変わってきた
また、採用フェーズで考えたときに…
・インターンシップ/会社説明会から選考への参加者が少なくなった
・選考途中での学生の離脱が増えた
・内定後の辞退が増えた
もう少し深くまで考えると…
・学生が何を考えているかわからなくなった
・採用における決定打がわからなくなった
・そもそも何をプッシュするべきなのか…
この記事(Vol.1+Vol.2)では、
① 母集団の量・質が変化している
② 選考参加学生の量・質が変化している
③ 学生にプッシュするポイントがわからない
という3つをテーマとして、採用において変化した4つのポイントについてお話します。
また、本コラムでは母集団形成にもフォーカスを当ててお話をさせていただきますが、
母集団以外については、Vol.2/2で触れておりますのでこちらもぜひご覧ください。
目次[非表示]
- 1.そもそも変化に気づいていますか?4つの変化点
- 1.1.企業の在り方
- 1.2.学生の多様化
- 1.3.エントリー窓口の多様化
- 1.4.接点の多様化
- 2.ポストコロナにおける母集団成功のポイントとは?
- 3.まとめ
そもそも変化に気づいていますか?4つの変化点
そもそも前提として、コロナ前に新卒採用において必要だったことがこれから必要なことと変化してきていることにはお感じでしょうか?
何がどう変わってきているかというと、
① 企業の在り方
② 学生の多様化
③ エントリー窓口の多様化
④ 接点の多様化
と大きく4つが読者の皆様のまわりでも変化してきているのではないでしょうか?
企業の在り方
コロナの影響を受けて社会的に仕事の内容が変化した企業さまも多いのではないでしょうか?主に対面でのやり取りからオンライン化に大きく拍車がかかり、リモートワークやオンライン商談など変化のあった企業様が多いのではないでしょうか?
また、リモートワークを導入されている企業様は特にかと思いますが、職場の環境・コミュニケーションの形もオンライン会議やチャットで簡潔に連絡を取り合うようになった企業様も多いことと思います。
学生の多様化
もちろん変わったのは企業だけではなく、学生も変わってきています。
いわゆるSNSネイティブと呼ばれるZ世代と呼ばれる年代の学生が新卒採用の対象となってきていますよね?
さらには、コロナの影響によって、大学での授業もオンラインが当然となるなど、一層オンラインが日常の当たり前に溶け込んでいる世代が採用の対象となっているわけです。
エントリー窓口の多様化
コロナ以前では、学生を口説く手法として合同説明会など対面で直接学生と接触した上で学生をエントリーに誘導することも多かったと思います。ですが、現在はスカウトやオファーで学生を口説くようなオファー型採用の台頭、またクチコミを利用して興味を持った状態で学生の動員を仕掛ける手法、はたまた、YouTubeなどショート動画で学生への興味促進をするようなかなりデジタルな手法まで幅広くなっています。
接点の多様化
何よりも接点のメインが対面からオンラインに変化したことが最も大きいと言えるのではないでしょうか?さらに、今後を考えるとメタバースなどよりリアルに近い形でのオンライン化も進んでいくことが予想されます。さらに会うツールだけではなく、通常の説明会やインターンシップではなく、OB・OG訪問など会う方法にも変化が起きています。
当たり前の事を述べたようですが、実際、この4つの大きな変化を体感している企業さまは多いことと思います。ですが、一方で変化はわかっているものの採用に当てはめて考える、さらにはどのように対応するのか?まで突き詰めると意外と難しいことなのです。
要は様々な要因の“多様化”に対して新卒採用をどのように対応していくのか?
これが非常に重要なポイントとなります。
何よりも大きな点は母集団形成がこれまで通りではうまくいかなくなってしまったということ。
ポストコロナにおける母集団成功のポイントとは?
では、これからの時代に母集団形成を成功させるために知っておいていただきたい事と成功のためのポイントを紹介します。
採用広報の手法としては、リクルートブックの時代からインターネットの普及によって就活ナビサイトが誕生し、就活生なら必ず見ている超王道のスタイルとなりました。
しかし、あまりにも王道となったがゆえに利用企業数も激増し、加えて市況の変化により待っているだけでは採用ができない時代になりました。
そこで「企業から学生に声をかけていく攻めの採用手法」としてダイレクトリクルーティングが現れました。
また、SNSの普及によりクチコミ分化が広まり、レストランや商品を購入する前に使用者のレビューを参考にする時代に突入した結果、就活生による就活生のための新卒専用のクチコミサイトが生まれ、人気を博しています。
昔から中途市場ではクチコミサイトが存在していたもののここ数年で新卒に特化したものが現れ、「企業が学生を選ぶのではなく、学生が企業を選ぶ時代」が到来しました。
結果、これからはダイレクトリクルーティング型採用のニーズが高まり、クチコミなど第三者評価型採用が学生ににとっても企業にとっても注目を浴びています。もっと今のZ世代を考えるとそれこそ動画型サイトやショート動画での広報もポイントとなります。
まとめ
変化に対して「従来の方法で何とかできるだろう…」そんな風に思っていると近い将来大きな打撃を受けてしまうかもしれません。
大きく採用手法を変えるのは確かに難しいと思いますが、時代に対応するように採用広報の手段を緩やかにマイナーチェンジをしていただく事がおススメです。
下記のコラムでは、母集団の形成だけではなく採用進捗率アップのための手法を含む具体策を紹介しておりますので、ぜひVol.2/2もご一読いただけますと幸いです。
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