catch-img

手が回らないのでアウトソーシングを検討しよう!って思ったことあります?

はじめに

近年「人的資本」が世界的に注目される中、どんどん企業のHR部門は忙しくなってきており、従業員を経営のステークホルダーとして重視し、戦略的に人材開発に投資して、人事評価制度や職場環境を整えるなど、人事としての仕事の拡がりつづけています。一方で労働市場における人材確保が難化し、「採用」における「人的」「金銭的」「時間的」コストも上昇する一方です。

その中で、新卒・中途問わず企業における「採用活動の一部」をアウトソースする企業も増えており、単純なバックオフィス機能だけではなく、採用をサポートするコンサルタントとして活用している企業も見られます。

本稿では、日本の新卒採用に絞り、「あーもー手が回らないので、アウトソーシングを検討しよう!」って少しでもお考えになった企業様へ向けて、アウトソーシング導入までのあれこれについてご案内します。

アウトソーシング金額と導入までのスケジュール

まず、新卒アウトソーシングの金額についてです。
こちらは「何を」アウトソースするかによって大きく異なります。

まずバックオフィス業務のアウトソーシングの場合、複数の採用ツールを当社で管理し、学生への説明会・選考への連絡や電話対応などを行うと、一般的な金額は18万/月(※)でご提案しています。(例、目標採用数10名、年間エントリー(個人情報取得数)1000、セミナー・インターン参加300名、選考参加210名、セミナーから内定通知までの選考フローを3回で想定)。
もちろん母集団にかかるエントリー数や、選考フローの回数により金額は上下します。

また、説明会代行、インターンシップ代行、面接のアウトソーシングも行います。この場合は、実働(説明会で話している時間や面接での対応時間、一般的には5万円/1時間)でのご提案だけでなく、説明会コンサルティング(企画立案)や、面接コンサルティング(面接手法の提案、評価基準の策定)等が入ることも多いです。この場合は、企画の立案毎にコンサルティングフィーが入ることもあります。すでに貴社である程度のフォーマットがある場合は、そちらに併せて実施することも多いです。
 
導入までのスケジュールはざっと下記のようになります。
1.貴社の採用状況や採用フロー、採用手法についてヒアリング
2.ヒアリングに基づいた金額の算定と、アウトソーシング内容のすり合わせ
3.契約の手続きとアウトソーシング開始ヘ向けた打ち合わせ(3回~複数回)
4.アウトソーシングの開始
5.アウトソーシングに関する定期ミーティング(月1回~複数回)

※1.~4.までは早くて2週間程度です。工数が多い場合は1か月程度かかることもございます。

導入時の懸念されるハードルと、導入で期待される効果

導入時に懸念されるハードルと、導入で期待される効果をまとめました。


コストパフォーマンス

情報セキュリティ

コミュニケーションと連携

サービス内容の担保(バックオフィス業務)

サービス内容の担保(説明会・面接代行業務)

採用ノウハウ

内容

効率よく採用活動が行えるかどうか。

個人情報などのセキュリティが確保されるか。

アウトソーシング会社と密に連携できるか。

求職者に対して、適切な情報伝達・連絡ができるか。柔軟に対応できるかなど。

導入企業の強みを求職者に伝えられるか。

採用ノウハウが自社に蓄積できるか。

導入時に懸念されるハードルの一例

導入による採用コスト高。

アウトソーシング導入企業のセキュリティ対策が弱いのではないか?

選考スケジュールを早急に決めたい場合に対応ができるか?

面接での良かったポイントを面接調整時に伝えているが、そういったことはできないのでは?

自社説明会なので、自社社員がした方が伝わるのではないか?

アウトソーシング会社に依頼すると、自社に採用ノウハウが蓄積されないのでは?

導入で期待される効果

本来の採用担当としての業務である応募者対応(面接・セミナー)にパフォーマンスを割り当てることが出来る。

セキュリティに強いアウトソーシング会社も多く、セキュリティリテラシーの学びにもつながる。

事前にアウトソーサーがスケジュール共有を受けている場合、アウトソーサーから「案内漏れ」防止も含めてアナウンスができる。

面接官の印象などを伝えるサービスを展開している場合もある。また内容をメール等に記載し、志望度醸成につなげることも可能。

代行で話をするスタッフは「伝えるプロ」。より貴社の魅力を鮮明に伝えることもできる。餅は餅屋へ。

採用マーケットのトレンド情報、新しい採用ツール、手法を知ることが出来る。

備考

採用スタッフ1名のコストとアウトソーシングの導入コストの比較では、アウトソーシング導入コストの方が安価になることが多い。

アウトソーシング対応企業は、その多くがISMS認証・Pマーク認証企業も多い。定期的にセキュリティ体制を見直すなど実施している。

これまで説明会の参加者登録などに時間を要し、選考案内が後手になっていた場合でも、事前にスケジュール共有があれば、対応が可能な場合が多い。

一例として、採用難企業の場合、選考でのポジティブな印象を求職者に伝えることも有効策。

採用総研では依頼を受けてもまずは、セミナー・面接は人事ご担当者様にお願いすることが多いです。とはいえ、業務効率とのバランスになります。

採用アウトソーシング企業の多くは、他の媒体やツールを扱っていることも多く、どんどん新しい手法をご提案しています。


採用総研の新卒採用アウトソーシングとは?まずはお問い合わせください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。採用総研でももちろん新卒採用アウトソーシングをお引き受けしております。採用担当がもう一人増えたかのような、親身なアウトソーシングを実現しています。

採用成功に向けて、学生と会うコア業務に専念できるよう、就職ナビや採用管理システムの運用や、説明会・面接への学生の動員など、ノンコア業務を当社が代行します。単なる採用事務代行ではなく、様々な他社事例やノウハウを持つ採用のプロである当社が採用担当者の一番の相談相手として伴走するアウトソーシングです。

  採用アウトソーシング|株式会社採用総研 採用総研の採用アウトソーシングの紹介ページです。採用成功に向けて、学生と会うコア業務に専念してもらうため、就職ナビや採用管理システムの運用や、説明会・面接への学生の動員など、ノンコア業務を当社が代行します。 株式会社採用総研


まずは、アウトソーシングをするかしないかに関わらず、お問合せください。貴社の採用が少しでも良きものになるようご提案いたします。

アウトソーシングに関する資料はこちらから…

  資料ダウンロード|株式会社採用総研 採用総研に関する詳しい資料は当ページからダウンロードいただけます。新卒採用で豊富な経験を持つプロが、採用活動から内定者のフォローまで総合的にサポート。貴社に合った求人媒体や採用手法のご提案から、採用業務のアウトソーシング、入社後の研修の企画・実施まで、伴走支援します。 株式会社採用総研


*関連コラムはこちらから

  新卒採用のアウトソーシング…どうやって社内に導入するの? 年々採用マーケットにおける採用難が進むにつれて、採用工数が複雑かつ増大しています。よくご質問をいただく「アウトソーシング(RPO)の導入ってどうするの?」について、お困りの人事担当者の方に導入に向けたフレームワークを紹介します。 株式会社採用総研
  新卒採用担当者不足が企業に与える影響4選とその解決策について | 株式会社採用総研 新卒採用活動は企業にとって重要なタスクですが、同時に資源と時間が大量に必要となる課題でもあります。特に、中小企業では新卒採用に関する課題が多く見られます。本記事では、新卒採用におけるマンパワー不足を解決する具体的なアクションについて考察します。 株式会社採用総研
  採用代行(アウトソーシング/RPO)料金と注目の会社厳選5社紹介 中途・新卒に問わず、企業の採用意欲は高く、採用業務がとても難しく手間がかかってきています。そこで、RPO(採用代行)・採用業務アウトソーシングが今、注目されています。ここではRPO導入を検討する際の費用感とポイントについて紹介します。 株式会社採用総研
  新卒採用におけるコア業務・ノンコア業務とは? 「採用工数の削減・効率化」が注目される昨今、新卒採用におけるコア業務とノンコア業務について、どの業務がノンコア業務にあたるのか?についてご紹介します! 株式会社採用総研
  新卒採用代行(アウトソーシング/RPO)を選ぶ際の3つのポイント 新卒採用業務のアウトソーシング(Recruitment Process Outsourcing、以下RPO)が非常に注目されています。RPO企業を選ぶ際のポイントについて解説します。 株式会社採用総研
  採用代行(RPO/アウトソーシング)企業の料金と選ぶポイント|おすすめ採用代行サービス企業10社の特徴と徹底比較 このコラムでは、おすすめの採用代行(RPO/アウトソーシング)企業だけでなく、選定時のポイントや注意点、さらに考えられるデメリットについても詳しく解説します。このコラムを読むことで、自社に最適な採用代行企業を選び、効率的な採用活動を実現する手助けになればと思います。 株式会社採用総研












宮本一平
宮本一平
2014年入社。営業マネージャー。企業の採用・教育に対して戦略的・包括的サポートを行う。採用においては、トレンドに合わせて採用難度の高い「機電系」特化の大量採用の採用フロー設計やコンテンツ設計を担当し、また設立間もない「ベンチャー企業」の採用戦略設計や実務運用フォローアップなども行う。教育においては、セールスだけでなく講師も兼任し、企業ニーズに合わせたプログラム設計から、階層別研修の全体設計までトータルプロデュース。戦略的人事コンサルタントとして、採用・教育ノウハウをクライアントに還元すべく、セールスフィールドにいることをモットーとしている。プライベートでは、看護師の妻を持ち、2人の男の子の父親で、自らが外遊び大好き「全力少年」。

\ 人気記事ランキング /


\ ダウンロード可能 /
お役立ち資料


お役立ち情報を
定期的にお届けします!


icon_twitter
icon_facebook
pmark
株式会社採用総研は 2014年11月に一般財団法人 日本情報経済社会推進協会
(JIPDEC)より、「プライバシーマーク」の認証を取得しました。
pagetop