catch-img

秋から始めるダイレクトリクルーティング!効果を上げる活用方法とは?

2025卒の採用も、いよいよ秋冬に差し掛かりました。
夏に引き続き、秋冬も継続してインターンシップを実施される企業様、
これから冬のインターンシップをスタートされる企業様、各社様々なご状況にあるかと存じます。
今回は、「ダイレクトリクルーティング(DR)ツール」を活用されている企業様向けに、
この秋冬以降の戦い方・承認率の上げ方についてご紹介してまいります。

目次[非表示]

  1. 1.10月以降の学生の動きとは?
  2. 2.25卒学生が、秋冬インターンシップに応募する理由
  3. 3.秋冬以降でのDRアプローチ方法
    1. 3.1.オファー乱発NG! 夏以上に時間をかけて送ろう
    2. 3.2.新着登録学生を狙おう
    3. 3.3.30日以上ログインしていない学生を狙おう
    4. 3.4.「企業選びの軸」に注目しよう
    5. 3.5.オファー文面に、今後の選考フローや、内定獲得時期を記載しよう
  4. 4.最後に

10月以降の学生の動きとは?

長期休暇明けの10月に入ると、学生は授業や部活動が再開し、なおかつ文化祭などといった学内イベントで忙しくなっていきます。


 
秋冬以降のインターンシップでは、夏スタートの学生と秋スタートの学生が混在してきます。
(当たり前ではありますが…)
夏スタート層については、これまで複数社のインターンシップを経験しているため、
秋以降に接触する企業に対しては、まず「これまで出会った企業と新しく見つけた企業」を、天秤にかける作業から入ります。学生が求める基準を自社が満たしていれば、インターンシップなどに参加してくれますが、そうでないと感じた場合は、見向きもされない可能性が高いです。どれだけ充実したインターンシップを用意していても、入口段階で勝負がついてしまうことがあります。

また、夏スタート組は活動の動き出しが早いため、3月までに就活を終えることを目標に動いている学生も多く、「自社の選考開始時期が遅いため、選考に乗ってもらえない」という事態もありえます。そういった学生については、「この会社の選考をぜひ受けたいから、活動期間を延長しよう」と思ってもらえるように、早急に志望度を高める必要があります。逆に、秋スタート層については、夏スタート層と比べると経験が不足しているため、「あまり面接に慣れていない」「企業研究が甘い」と感じる点があるかもしれません。

しかし、そこで選考基準を厳しく設けるのではなく、人事が「教え、育てていく」という心がけが必要です。選考ごとに魅力付けをし、丁寧な説明・対応を意識しましょう。

25卒学生が、秋冬インターンシップに応募する理由


出典:ONE CAREER調査「【調査レポート】25卒の就活動向〜秋以降のインターンシップトレンド予測〜」

夏・秋ともに、インターンの応募理由として最も多い回答は「応募企業の本選考優遇を獲得すること」という結果になっています。ただし、回答比率については51.6%→65.2%と13.6ポイント上昇しており、より一層、選考への優遇意識が強まっています。また、第2位にも「選考練習」(41.6%)がランクインしており、夏から秋にかけて、「選考対策」のために応募している学生が増加しているといえるでしょう。

秋冬以降でのDRアプローチ方法

今回のコラムでは、DRツールのなかで学生利用率がNo.1である「OfferBox」の利用を想定してお話していきます。そのほかのツールでも共通して活かせる内容があるかと思いますので、ご参考になれば幸いです。

オファー乱発NG! 夏以上に時間をかけて送ろう

秋以降、学生の利用数が上昇するにつれ、利用企業数も増加していきます。
つまり、いつでもオファーがもらえる状態の学生からすれば、
特別感のないテンプレートのような文面は見飽きてしまい、惹きつけられません。
工数を考えると、「学生数も増えているんだし、とにかく数を追いかけたほうがいいのでは?」と思われるかもしれませんが、乱発はかえって承認率を下げかねません。
とにかく誰でもいいからと数を打った揚げ句、承認をもらえないままターゲット学生が減っていくという事態にならないよう、よりいっそう丁寧にオファー文面を作成する必要があります。

新着登録学生を狙おう

登録が新しい学生は、オファー枠も空いている可能性が高く、
他社からの承認で枠が埋まる前に狙っていきたいとことです。
新着学生はまだスカウトをもらい慣れていないため、利用頻度の高い学生よりも、
承認してもらいやすい状況にあるといえます。

30日以上ログインしていない学生を狙おう

先ほどのポイントと矛盾しているようですが、「新着学生はプロフィールが充実していないのでスカウトが打てない」というケースもあるかと思います。
そういう場合は、あえてログインしていない学生を狙うのも手です。
OfferBoxは、企業からスカウトが届くと、学生に通知が届く仕組みになっています。
もし、スカウトをもらえていないがために長期間ログインしていないのだとしたら、
自社のオファーがきっかけで、学生を再びサイトへと戻すことができるかもしれません。
また、とりあえず登録だけしておいて、本格稼働は秋冬から行うという学生もおり、
ライバルが少ないうちに手をつけておくのもいいでしょう。

「企業選びの軸」に注目しよう

「3.2.25卒学生が、秋冬インターンシップに応募する理由」にも述べたように、
学生は秋冬以降、「選考」を意識して企業を探し始めます。
つまり、「この会社に魅力を感じるか?」という点に加え、「この会社で働きたいと思える条件は揃っているか?」という視点で、オファーを精査していきます。
福利厚生や社風など、他社に負けないと思える強みがある企業は、
学生の「働くことへの価値観」に焦点を当ててもいいのではないでしょうか。

オファー文面に、今後の選考フローや、内定獲得時期を記載しよう

「今からこの企業を受けた場合、いつ頃内定がもらえるのか?」という目安を、オファー文面のなかに記載しておきましょう。とくに、「3月解禁前に内定出しができる」スケジュールを組んでいる企業は、早く就活を終わりたいと思っている学生にとって、魅力的に映るかもしれません。。

  24卒採用市場と25卒採用市場の予測 24卒採用はグランドオープンから4ヶ月経ち、25卒採用プレ期間の掲載も本格的に始まりました。そこで今回は、「24卒採用市場からみた25卒採用市場の予測」についてご紹介します! 株式会社採用総研


最後に

いかがでしたでしょうか?
せっかくご利用いただいているサービスを、最大限活用いただく一助になりましたら幸いです。もし、ダイレクトリクルーティングの活用に関して、喫緊で解決されたいお悩みごとなどがございましたら、遠慮なく採用総研までお問い合わせください!

  ダイレクトリクルーティングサービスOfferBoxを使ってみた! 注目されているダイレクトリクルーティング。応募を待つ「受け」の採用ではなく、欲しい人材を企業がアプローチしていく「攻め」の採用手法です。新卒採用業務アウトソーサーの視点から、実際にOfferBoxを使ってみた使い勝手や特徴を紹介します。 株式会社採用総研


  ダイレクトリクルーティング時代の幕開け 実は2015年以前から世の中に存在していた、ダイレクトリクルーティングという新卒採用手法。その当時は採用手法として取り入れていた企業は数える程。採用市場が劇的に変化した今、脚光を浴びる存在となったDRについてご紹介します! 株式会社採用総研



営業企画部 山口
営業企画部 山口
2019年入社。新卒の採用支援~研修・教育支援までを幅広く担当。 とくに社員研修の提案に数多く携わり、階層別研修の全体設計や、コンテンツ別研修のプログラム策定などが得意。 内定者~管理職まで、「徹底したヒアリング」をモットーに、課題に合わせたオリジナルプログラムを提案している。
icon_twitter
icon_facebook
pmark
株式会社採用総研は 2014年11月に一般財団法人 日本情報経済社会推進協会
(JIPDEC)より、「プライバシーマーク」の認証を取得しました。
pagetop