【採用用語まとめ】人事採用担当者なら知っておくべき用語集~初級編~
■はじめに
今回のテーマは「人事採用担当者なら知っておくべき採用用語集~初級編~」です。
日々、新しい採用用語が出てくる採用業界。
まずは初級編として、人事採用担当者になったら最低限知っておくべき基礎ワードをサクッと理解いただけるようまとめさせていただきました。
これから採用活動を新たに始める企業の皆様、ぜひご参考ください。
目次[非表示]
- 1.■はじめに
- 2.◆採用活動にまつわる用語
- 3.◆採用ツールにまつわる用語
- 3.1.エントリー
- 3.2.ダイレクトリクルーティング
- 3.3.新卒エージェント
- 3.4.DM(ダイレクトメール)
- 4.■まとめ
◆採用活動にまつわる用語
インターンシップ・仕事体験
インターンシップ・仕事体験とは、学生が企業で実習や研修的なプログラムをもとに就業体験をする場のことです。インターンシップ・仕事体験では、現場での就業体験のほか、企画立案や課題解決といったテーマについてチームで資料を集め、議論し、参加者の前で結果を発表するグループワークなどのプログラムが実施されます。学生は参加することによって、自分のやりたいことを見つけたり、業種選びの参考にしたり、企業研究を深めたりすることができます。2日以上のプログラムのものを「インターンシップ」、1日のみのプログラムのものを「仕事体験」と呼びます。
オープンカンパニー
オープンカンパニーとは、業界・企業による説明会やイベントを行うキャリア形成支援活動のことです。インターンシップは、「就業体験を伴うプログラム」なのに対し、オープンカンパニーは「就業体験が伴わないプログラム」のことを指します。
プレ期間
プレ(=pre)とは“前”を意味する英語の接頭辞です。つまり、採用活動でのプレ期間とは、本採用活動前の「インターンシップ期間」のことをいいます。現在、本格的な就職活動解禁は3月1日ですが、その前に位置するプレ期間は、学生が活動的に企業研究をおこなっているため、採用成功にとって重要な期間です。ただし、プレ期間に選考案内をナビサイトなどで大々的にすることはNGとされています(“されています”というのがミソです)
就活準備期間
採用ナビサイトでは、本サイト期間直前期2月中旬~2月末を「就活準備期間」として、学生が3月以降の就職活動の準備をおこなう期間が設けられています。学生はこの期間にエントリーの予約や3月以降の説明会の予約ができます。
本サイト期間
3月1日の新卒採用の広報活動の解禁日以降のことをいいます。企業は、一斉に求人情報を採用ナビサイトに公開するため、サイトへのアクセス数が増加します。学生は各企業へエントリーができ、説明会の予約、選考の参加、内定まで本格的な就職活動期となります。
リクルーター
採用を専門に行う担当者のことを指して使われる名称です。新卒採用でいうリクルーターとは、就活生が親しみを感じやすい入社1年目~5年目の若手社員が担当することが多く、リクルーター制度という、採用活動が本格的に始まる前に学生と接触する活動を行う社員もいます。
◆採用ツールにまつわる用語
エントリー
企業の求人に応募すること。エントリーの際には個人情報の入力などをするため、企業は今後の説明会など選考情報を随時案内ができるようになります。
似ている用語として「プレエントリー」は、学生が企業の採用選考にエントリーする前に、企業に対して「興味があること」を示すアクションのことをいいます。
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、企業が応募者に対して主体的にアプローチし、採用する手法のことをいいます。一般的な採用活動では、ナビサイト等に募集要項を掲載したあとは応募を待つことになりますが、ダイレクトリクルーティングでは企業からアプローチをします。そのため、大規模な採用には向いていませんが、理想の人材にピンポイントで接触できる点は大きなメリットです。新卒採用のダイレクトリクルーティングサービスとして有名どころとしては、「Offerbox」「キミスカ」「dodaキャンパス」、理系向けのものだと、「LabBase」「TECH OFFER」などが挙げられます。
新卒エージェント
学生の就職活動のサポートサービスを行う団体や企業。自己分析やキャリア相談、書類添削、仕事紹介などのサポートをしてもらえます。就活エージェントとも呼ばれます。
DM(ダイレクトメール)
新卒ナビサイトなどにある機能で、対象学生へ向けてメッセージを送付し、自社へのエントリーやイベントへの予約を促すもの。優秀な学生ほど多くの企業からDMやスカウトメールを大量に受け取っているため、まずメッセージを開いてもらえるよう「件名」を工夫することが重要と言われています。
■まとめ
いかがだったでしょうか。今回紹介した用語は採用活動を行うにあたって当たり前に使われるものばかりですので、しっかり理解した上で採用活動をスタートさせましょう。