
【2025年4月最新】新卒採用スカウト最新事情とおすすめスカウト代行サービス5選
新卒採用市場における競争激化に伴い、新卒採用でも「ダイレクトリクルーティング」を活用する企業が増加しその利用も一般化してきました。
しかし、ダイレクトリクルーティングを導入してみたものの、
・思うような採用効果が得られない
・ノウハウ不足で本格的な運用に至らない
・リソース不足でスカウト業務に手が回らない
といった課題を抱える企業も少なくありません。そこで注目されているのが、企業のスカウト業務を代行する「スカウト代行サービス」です。本記事では、ダイレクトリクルーティングの導入や効果改善、スカウト代行サービスの活用を検討している採用担当者様に向けて、最新の新卒採用におけるスカウト事情とおすすめのスカウト代行サービスをご紹介します。
本コラムを読むことで、スカウト代行サービスの有効性を判断し、貴社の採用戦略に役立てることができるでしょう。
目次[非表示]
- 1.ダイレクトリクルーティングとは?
- 2.スカウト代行サービスとは?
- 2.1.スカウト代行サービスのメリット
- 3.最新の新卒採用スカウト事情
- 3.1.ロボット(RPA)
- 3.2.AIスカウト
- 3.3.OfferBoxのスカウト保留期間の変更
- 3.4.マイナビスカウトの価格変更
- 4.スカウト代行サービスを選ぶポイント
- 4.1.新卒採用でのスカウトの実績
- 4.2.豊富なスカウト実績と高い成功率
- 4.3.採用職種への深い理解と担当者の専門性
- 4.4.自社のニーズに合致する対応範囲
- 4.5.透明性の高い適正な料金体系
- 5.おすすめスカウト代行サービス企業
- 5.1.株式会社採用総研
- 5.2.株式会社キャリアマート
- 5.3.株式会社プレイス&アビリティ
- 5.4.株式会社ネオキャリア
- 5.5.株式会社アズライト
- 6.まとめ
ダイレクトリクルーティングとは?
ダイレクトリクルーティングとは、企業が求める人材に直接アプローチする採用手法です。従来のナビサイトとは異なり、企業側から積極的に人材を探し出し、スカウトメールを通じて自社の魅力を伝え、採用へと繋げます。
新卒採用市場ではナビサイトはマイナビ1強の状況が続き、掲載企業がマイナビに集中し、3万社を超えており、知名度が無い企業は自社を発見してもらうだけでも厳しい状況です。
とにかく大きく母集団を集め、そこから選別していくマス型の採用手法が限界を迎えており、高い着目率を誇るスカウトをターゲットに配信し、効率的に採用できるダイレクトリクルーティングが注目されています。
スカウト代行サービスとは?
導入する企業や利用する学生が増え、一般化したダイレクトリクルーティングですが、スカウトメールをターゲット学生に送信していくという工数がかかってしまうのが大きなデメリットになっています。
そのサービスの性格上、ナビサイトのDMのように膨大な画一文面のメールが学生に到着しないよう、学生の自己PRに合わせて文面を変更する事が求められるため、一括送信もできない仕様になっている場合がほとんどで、スカウト送信に膨大な工数がかかってしまうようになっています。
また、どういった文面や対象に送るかなど非常にノウハウが求められるため、ダイレクトリクルーティング導入の大きなハードルになっていたり、導入したもののうまく活用できていない要因になっています。
そこで、スカウトをノウハウを持った代行企業に発注する企業が増えています。
具体的には、
・ターゲット人材の選定
・スカウトメールの作成・送信
・候補者とのコミュニケーション
・面接日程の調整
・効果測定・振り返り
など、スカウト採用に関わる一連の業務を委託できます。
スカウト代行サービスのメリット
・採用活動の効率化:スカウト業務にかかる時間と労力を大幅に削減できます。
・採用成功率の向上:専門的なスカウトノウハウを活用できる。
・採用コストの削減:採用活動にかかるコストを最適化できます。
スカウト業務にかかる工数を大幅に削減できるのがもちろんメリットですが、それ以上にスカウトの専門的なノウハウが活用できるのが一番のメリットです。
特に初めてダイレクトリクルーティングを導入する企業にはスカウトのノウハウがないため、どれくらいの工数がかかるのか、どんな文面でスカウトすれば良いのかなど、わからないため最初から代行サービスに依頼した方が効率的です。
また、ナビサイトと違い、学生から応募するのではなく、企業からアプローチする手法のため、その選考フローも、通常フロート大きく変える必要があります。
そういったダイレクトリクルーティング特有のノウハウをしっかり活用しないと、導入したもののうまく行かない状況になってしまいます。
派遣社員やアルバイトにスカウト業務をさせるのではなく、スカウト代行サービスを利用する企業が多い理由です。
最新の新卒採用スカウト事情
スカウト代行サービスを検討するに当たって、最新のスカウト事情についてトピックをご紹介します。
ロボット(RPA)
ロボット(ロボティック・プロセス・オートメーション:RPA )を活用したスカウト代行です。
PCでの作業を自動化できるソフトウェアロボット技術で、膨大な単純作業を一瞬で処理できるため、スカウトの大量送信に活用できます。
ただ、同一文面の送信となってしまい、学生の自己PRに合わせた文面の変更などはできないため、本来のダイレクトリクルーティングの強みを最大限には活かせない手法です。
マイナビスカウトのような、簡易的なスカウトサービスに向いている手法だと言えます。
AIスカウト
学生の自己PRからそれぞれAIがスカウト文面を作成し送信するサービスが登場しました。
これにより、RPAとは違い、ダイレクトリクルーティングの強みを活かしつつ大量にスカウトが送信できるようになりました。サービスにもよりますが、AIが作るスカウト文面は人間がつくる文面と遜色なく、言われないとAIが作成したとは思えない内容です。
この技術の登場により、工数の問題でダイレクトリクルーティングの導入を躊躇っていた企業が手軽に導入できるようになり、学生のもとには大量のスカウトが安易に到着するようになります。
スカウトが埋もれないように、送信制限や受信制限がかかっているスカウトサービスが多いですが、それでもスカウト事情が大きく変わる可能性があります。
OfferBoxのスカウト保留期間の変更
OfferBoxは新卒採用のダイレクトリクルーティングサービスとして、もっとも利用学生、利用企業が多い代表的なサービスです。
新卒採用のダイレクトリクルーティングを主導してきたサービスですが、2025年1月より、スカウトの保留期間を1週間から3日間に変更されました。
保留期間とは学生がスカウトを受け取って返信するまでの期間で、学生は期間内にオファースカウトを承認するか返事をしないと、自動的にオファーは拒否されます。
学生はオファーを受けられる数に制限があり、制限いっぱいまでオファーが到着するとそれ以上のオファーが受けられない仕様になっていますが、この保留期間機能があるため、またオファーをが受信できるようになり、企業もオファー送信できるようになります。
この変更により、企業はオファー送信が大幅に増え、学生も受信できるオファーが大幅に増えました。
これにより、OfferBoxでのスカウト事情が大きく変わることになります。
マイナビスカウトの価格変更
ダイレクトリクルーティングの一般化とツールの増大により、マイナビのスカウトも2027より大きく仕様変更されることになりました。
1通あたりの価格が6倍になり送信される通数が大幅に減少する事が予想されます。また表示レイアウトなどより目立ち、効果が出る仕様に変更されました。OfferBoxなどのダイレクトリクルーティングツールに押され、スカウトとしては微妙な立ち位置になっていたマイナビスカウトですが、マイナビとスカウト同じシステムで管理できるメリットは大きく、2027以降状況が変わる事が予想されます。
スカウト代行サービスを選ぶポイント
採用成功に繋げるため、自社に合ったスカウト代行サービスを選ぶ必要があります。ここではスカウト代行サービスを選ぶポイントを紹介します。
これらのポイントをしっかり押さえることで、スカウト代行サービスを最大限に活用し、優秀な人材の獲得に繋げることができます。
新卒採用でのスカウトの実績
スカウト代行サービスと言っても中途採用と新卒採用ではノウハウが全く違います。
利用ツールも大きく違うので、新卒採用でのダイレクトリクルーティングでの実績があるサービス企業を利用してください。
豊富なスカウト実績と高い成功率
スカウト代行サービスの実績は、そのサービスの信頼性を測る上で最も重要な指標の一つです。豊富な実績と高い成功率を持つ企業は、蓄積されたノウハウや情報、専門知識を基に、効果的なスカウト戦略を実行できます。
過去の導入事例や実績を確認し、自社の業界や職種における成功事例があるかを確認しましょう。
採用職種への深い理解と担当者の専門性
職種や業界によって効果的な採用手法は大きく異なるため、自社の採用ニーズに合った専門性を持つ企業を選びましょう。
特に理系職種、IT系職種などはその職種に詳しいとより効果を最大化できます。
営業担当者が採用ターゲットについてしっかりと理解しているか、事前に十分なコミュニケーションを取り確認しましょう。採用要件の説明に対しての理解度を確認し、ターゲットとブレない手法、スカウト文章を作成してくれるか確認しましょう。
自社のニーズに合致する対応範囲
スカウト代行サービスが提供するサービス範囲が、自社のニーズと合致しているかを確認しましょう。
自社がスカウト業務のどこからどこまでを依頼したいのかを明確にし、その範囲に対応可能なサービスを選びましょう。対応範囲が曖昧なまま契約してしまうと、後々追加で他のサービスを依頼する必要が出てきたり、自社の負担が増えたりする可能性があります。
ダイレクトリクルーティングの場合、通常のナビと違い、学生から応募するのではなく、企業が学生に会いたいとアプローチする手法です。
そのため、通常の採用フローのように、オファー承認してくれた学生を、マイナビなどの応募者と同様に扱って、説明会やインターンシップに呼び込むのは、あまり得策ではありません。
そういったノウハウを持ち、またスカウトを送信するだけでなく、そういったオファー承認学生のえ対応までしてくれるのかどうかまで確認する事が大事です。
透明性の高い適正な料金体系
スカウト代行サービスの料金体系は、サービス内容と照らし合わせて適正かどうかを判断しましょう。
料金形態は月額、課金制、成功報酬型など様々です。自社の依頼範囲や予算に合わせて最適な料金体系を選びましょう。安さだけで選ぶのではなく、費用対効果を考慮し、長期的な視点で判断しましょう。
おすすめスカウト代行サービス企業
最適なパートナー選びをサポートするため、新卒採用に強いおすすめのスカウト代行サービス企業を厳選してご紹介します。
株式会社採用総研
新卒採用に特化した採用コンサルティング会社です。
徹底して寄り添う丁寧な採用業務のアウトソーシングを得意とし、スカウト代行でも豊富な実績があります。単なるスカウト代行だけでなく、コンサルティング会社ならではの、求める人物像の構築からスカウトターゲットの選定、スカウト文面の作成など、とことん新卒採用でのスカウト代行に強みを持った会社です。
ロボット(RPA)送信、AI送信など最新の手法にも対応しています。
株式会社キャリアマート
新卒採用業務に強いアウトソーシング会社です。
年間2,000以上の15年以上のアウトソーシング実績があり、幅広い業種・職種での採用のノウハウがあります。 ロボット(RPA)を早くから取り入れており、スカウト分野でも多くの実績があります。金額的にもリーズナブルです。
株式会社プレイス&アビリティ
中小ベンチャー企業を中心に1,000社以上の新卒採用支援実績を持つ採用支援会社です。
スカウトを活用した採用手法に早くから取り組んでおり、不動産業界やベンチャー企業など採用難業界に強みがあります。
株式会社ネオキャリア
ネオキャリアグループで年間採用支援実績10,000社以上、採用代行センター国内5拠点と最大規模の採用支援会社です。新卒に限らず、中途採用、アルバイト採用でも豊富な実績があり総合力に強みを持ちます。
株式会社アズライト
新卒採用のスカウト代行に強い採用支援会社です。
400社以上の実績を持ち、承諾率・返信率・面談率などを進捗レポートを元にした分析力で、スカウト文面改善やターゲットの見直しなど、細かい運用サポートが強みです。
まとめ
新卒採用競争が激化の一途を辿る現代において、従来のナビサイトなど受け身の採用戦略では、優秀な人材を確保することは困難です。
そこで積極的な採用戦略として、ダイレクトリクルーティングの導入が必須となっています。しかし、工数がかかる事やノウハウが必要な手法のため、導入できなかったり、うまく運用できない例も多く、効率的に運用するために、専門的な知見とノウハウを有するプロによるスカウト代行サービスの活用をご検討ください。
スカウト代行サービスは、優秀な新卒学生の獲得を強力にサポートします。
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