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25年卒採用向け!インターンシップの開催時期比較!

はじめに

採用市場が「早期化・オンライン化・多様化・2分化…」と複雑になっていく昨今、今回はインターンシップ市場が2分化している背景にフォーカスして、夏インターン・冬インターンのメリットとデメリットについて記載したいと思います。

メリット・デメリットを見比べて、貴社に合ったインターンシップ開催時期を策定するヒントにしていただければと思います!

インターンシップ市場の『早期化×2分化』については、こちらで詳しくまとめております。

  25年卒採用向け!インターンシップ市場の実態とは…? 採用市場の早期化が課題視され、インターンシップを開催しないと新卒採用ができないのでは?とお感じのご担当者様も多いのではないでしょうか? 当記事では、インターンシップの開催をご検討されている担当者様向けに、インターンシップ市場についてリアルな姿をお伝えできればと思います! 株式会社採用総研


目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.夏開催のメリット
    1. 2.1.学生のバラエティ
    2. 2.2.総合エントリー
    3. 2.3.即戦力化
  3. 3.夏開催のデメリット
    1. 3.1.アプローチ期間
    2. 3.2.採用業務
    3. 3.3.インターンシップコンテンツ
  4. 4.冬開催のメリット
    1. 4.1.スピード感
    2. 4.2.インターンシップコンテンツ
    3. 4.3.アプローチ期間
  5. 5.冬開催のデメリット
    1. 5.1.学生のバラエティ
    2. 5.2.競合企業の増加
    3. 5.3.スピード感
  6. 6.貴社に合っている開催時期は?

夏開催のメリット


学生のバラエティ

早期であればあるほど、やはり就職意欲の高い学生が多いということは間違いないでしょう。
さらには、理系学生など競争率の高い学生は他社からの内々定が出る、
もしくは入社への意思決定をして就活を終了してしまうこともあります。

そのため、夏が最も学生のバラエティが多いといえます。

総合エントリー

早期から学生の応募・エントリーを受け入れることによって長期的にアプローチがかけられる層を確保できるという点でエントリー数が増えることがメリットの1つとして挙げられるでしょう。

即戦力化

早期的に学生を囲いこみ、囲い込みの施策や長期インターンとしてアルバイト等を取り入れ、事前に育成・教育を行うことで4月に即戦力として入社をしていただけるようになります。

夏開催のデメリット

アプローチ期間

夏のインターンシップとなると、3年生の6月から学生と接触することになります。
3月の情報解禁までで『9ヵ月』、その後、3月~入社の4月まで『13ヵ月』。
合わせて『22ヵ月』。約2年間のアプローチが必要となります。

インターンシップ期間中の学生との接触フローについてはこちらでまとめています。

  オンライン採用における、インターンシップ【フロー設計編】 2020年にコロナが日本国内でも蔓延し始め、2022年卒採用からオンライン/WEBでの新卒採用・インターンシップが本格化しました。当初、これまで実施していた対面形式でのインターンシップをいかにオンライン化するかが、各企業の人事ご担当者様のお悩みとなっておりました。あれから2年が経過し、企業・学生ともにオンラインインターンシップ・オンライン採用が定着し、一長一短はございますが、企業・学生の双方が「納得できる新卒採用のあり方」を模索されている企業様も増えてまいりました。本稿では、「オンライン採用における、インターンシップ」について、各回のテーマに合わせて、当社ノウハウと共にお送りします。初回の今回のテーマは「フロー設計」です。 株式会社採用総研


採用業務

アプローチ期間にも付随する内容ではありますが、アプローチ期間が長く卒年度の異なる学生を同時に管理する必要があるため、人事ご担当者様の採用管理が複雑化する可能性があります。

採用業務を簡易化・効率化するコンテンツについては、こちらのページでご紹介もしておりますので、気になる方は是非ご覧になってください。

  はじめての採用管理システム!どんな種類があるの?違いは? 進捗管理・応募書類格納・LINE連携・評価入力など採用活動をアシストする様々な機能が搭載されたATS。アウトソーシングで多数のシステムを使う弊社が独自に比較してみました! 株式会社採用総研

インターンシップコンテンツ

メリットで挙げた「学生のバラエティ」にも関わってきますが、学生の就職意欲が高いため、簡易的コンテンツで済ますということが非常にリスクを伴う一面があります。
学生の意欲が高い分、学生が満足するコンテンツ設計をする必要があるということが1つのデメリットといえるかもしれません。

冬開催のメリット

スピード感

学生の行動基準が「業界研究」「職種体験」という目的よりも、どちらかというと早期的に内定が欲しい・内定までに人事担当者様とのパイプを作っておきたいという考えが強くなっていく時期でもあるため、うまく学生を誘導できれば学生を早々に内々定レベルに進めることができる可能性が高いです。

インターンシップコンテンツ

学生の就職意欲・危機感としては夏よりも高くはないため1day仕事体験など簡易的なコンテンツを展開している企業さまが多く、初めてインターンシップを開催するには始めやすいということが1つのメリットとして挙げられます。

アプローチ期間

先述の夏開催と比べ、半年ほど学生にアプローチをかける期間が短くなります。
その分、学生との接触を密に取る必要も出てきますが、比較的短いという言う意味では大きなメリットといえるでしょう。

冬開催のデメリット

学生のバラエティ

良い学生(第1ターゲット層)から就職活動が終了していくということはやはり間違いないでしょう。そのため、冬時点で就職に関する意思決定が終了している学生が居ます。
特に、理系学生などは早々に就職活動を終了させてゼミでの研究に取り掛かるなどの傾向もありますので、やはり夏と比べて学生のバラエティは少なくなるといっていいでしょう。

競合企業の増加

冬からインターンシップを開催する場合、夏から行動を起こしている学生は貴社の前に複数社と接触していると考えて良いでしょう。
また、冬からインターンシップを開催し始める企業様も存在するため、純粋にライバル企業が増えることとなります。

スピード感

冬開催において、メリットとしても挙げているこの「スピード感」ですが、まさに表裏一体の特徴です。学生を選考段階に持ち込むまでのスピード感が早くなるというメリットの一方で、企業側がスピード感のある対応ができなければ、学生にとっては逆にマイナス印象にもなりかねないという特徴を持っています。

貴社に合っている開催時期は?

どちらでも開催ができそう!
こちらなら開催ができそう!

はたまた、
どっちも難しそうだ…

どのようにお感じになられましたでしょうか?

採用市場が2分化している背景に対して、考えていただくとするなら、

・長期的に学生と接触できるマンパワーがある
 → 夏開催がおススメ

・短期的に学生と接触できる小回りが利く
 → 冬開催がおススメ

というのが1つの軸となると思います。
そのほかにも、
「インターンシップで何をすればいいんだ」
「学生と接触するとしてもどのように接触すればいいのか」
については、各企業様のご対応可能範囲や業界・業種によって異なりますので、
一概に「これを実施すれば正解です!」というのは難しいです。

こういったコンテンツ面については、採用総研が得意としている分野でもございますので、ぜひ一度、ご相談をいただけますと幸いです。

*インターンシップの準備に関するチェックリストもご準備しておりますので、こちらもご参照ください!

  【必見!】2025卒インターン実施 or 検討企業向け~インターン成功に向けたチェックリスト(52項目)~ 2025年卒採用も6月からサマーインターンが本格的にスタートし、母集団形成や当日の実施、学生との接触後のフォローにお悩みの企業様もいらっしゃるかと思います。 そんな企業様のために、インターン用のチェックリストを作成いたしました! ぜひ貴社の採用(インターン)活動にお役立ていただけますと幸いです。 株式会社採用総研

採用総研ではその他お役立ち資料を用意しております。

  お役立ち資料|株式会社採用総研 採用総研が提供する新卒採用、研修でのお役立ち資料をご紹介しています。各資料の詳しい内容については、詳細ページよりご確認いただけます。新卒採用で豊富な経験を持つプロが、採用活動から内定者のフォロー、新入社員研修まで総合的にサポート。貴社に合った求人媒体や採用手法のご提案から、採用業務のアウトソーシング、入社後の研修の企画・実施まで、伴走支援します。 株式会社採用総研


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営業企画部 坂口
営業企画部 坂口
2019年入社、営業企画部として某大手グループや中小企業など企業規模に関わらず、幅広い企業様の採用コンサルティングを実施。 特に、採用スキーム作成や採用スタートアップ支援に長けており、採用フローの作成や志望度醸成のための仕組みづくりが得意分野。 「今まで通りの採用傾向」よりも「これからの採用市場」を。 なおかつ、「カタチ」ではなく「考え方」の提供を心掛けて日々奮闘中。

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