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新入社員研修の参加形式どっちにする?集合研修と単独研修(講師派遣研修)徹底比較!

新入社員研修を計画する際に、企業は他社合同研修と単独研修(講師派遣研修)のどちらの形式が適切か悩むことが多いのではないかと思います。それぞれの研修形式にはメリットとデメリットがあり、それらを理解した上でご選択をする事が大切です。この記事では、それぞれの特徴を徹底比較し、貴社に最適な選択肢を見つけるためのヒントを提供します。

目次[非表示]

  1. 1.他社合同研修の特徴
  2. 2.他社合同研修のメリットとデメリット
  3. 3.単独研修(講師派遣研修)の特徴
  4. 4.単独研修(講師派遣研修)のメリットとデメリット
  5. 5.どちらを選ぶべきか?
  6. 6.まとめ

他社合同研修の特徴

他社合同研修は、多くの企業が合同で実施する研修プログラムであり、新入社員が異なる企業から集まり、共通の研修カリキュラムを受講します。これにより、同じ立場にいる多様な業種の新人と交流できる機会が生まれ、視野を広げることができます。特に、業界内での標準的なスキルや知識を身につけるには理想的な環境と言えるでしょう。

また、他社合同研修は効率的なコスト配分という利点も備えています。複数の企業が費用を分担するため、個々の企業にかかる負担が軽減されます。そのため、中小企業でも質の高い教育を予算内で実施できることが魅力です。

他社合同研修のメリットとデメリット

他社合同研修のメリットは、コストを抑えつつ、標準化された質の高いトレーニングを受けられる点です。さらに、多様性がある環境での学びから、多角的な視点を身に付けることができます。新入社員は異なる業種のノウハウや経験を直接聞く機会が増えるため、柔軟な思考を育むことができます。

反対にデメリットとしては、全員に適したカリキュラムを纏めるため、自社特有のニーズに対応しにくい点があります。研修内容が一般的であるため、自社のフィールドに特化したスキルや知識を深めたい場合には、物足りなさを感じるかもしれません。

単独研修(講師派遣研修)の特徴

単独研修(講師派遣研修)では、企業が専門の講師を自社に招いて、新入社員だけを対象としたカスタマイズされた研修を実施します。この形式では、自社の文化、ビジネスニーズ、業界特有の課題にフォーカスしたプログラムを作成できる点が特長です。これにより、新入社員は企業独自の価値観や目標に沿った知識を深く学ぶことが可能となります。

さらに、講師が現場に来ることで、研修内容に関するフィードバックや質疑応答が密に行われます。現実的な課題や事例を基に学習を進められるため、研修が終了した段階で即戦力として期待できるスキルが身につくのです。

単独研修(講師派遣研修)のメリットとデメリット

単独研修(講師派遣研修)の最大のメリットは、完全にカスタマイズされたトレーニングが受けられることです。新入社員は、自分の会社のビジョンや方針に直結した教育を受けることで、実際の業務への理解を深め迅速に貢献できるようになります。講師との直接的なやり取りにより、疑問をその場でクリアにし、学びの定着率を向上させることができるのも魅力です。

しかし、他社合同研修と比べて費用が高額になることが懸念点です。また、他企業の新人と交流する機会が減り、業界全体の動向を掴みにくくなる可能性もあります。視野を広げるためには、別途、外部セミナーや研修イベントに参加することが望まれる場合があります。

どちらを選ぶべきか?

選択する研修形式は、企業の規模、予算、業界によって異なります。自社独自の文化や業務プロセスに基づいて新入社員を育成したい場合には、単独研修(講師派遣研修)が適しているでしょう。一方で、幅広い業界知識やネットワークを築くことを重視するなら、他社合同研修が望ましい選択となります。

特に、新入社員が会得すべきスキルセットが一般的か特化しているかによっても選択が変わります。両者の形式はそれぞれ特色があるため、企業の目指す人材像に基づいて最適なものを選ぶことが重要です。

まとめ

この記事では、新入社員研修における他社合同研修と単独研修(講師派遣研修)の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説しました。それぞれの形式が提供する独自の価値を理解し、自社に最適な研修方法を選定する際の参考にしてください。

採用総研の新入社員研修では、どちらの形でも実施をしております。採用総研の新入社員研修は受講生の満足度も高く、長年ご参加いただける企業が多い研修ですので、ぜひご検討のいただければと思います。

営業企画部 坂口
営業企画部 坂口
2019年入社、営業企画部として某大手グループや中小企業など企業規模に関わらず、幅広い企業様の採用コンサルティングを実施。 特に、採用スキーム作成や採用スタートアップ支援に長けており、採用フローの作成や志望度醸成のための仕組みづくりが得意分野。 「今まで通りの採用傾向」よりも「これからの採用市場」を。 なおかつ、「カタチ」ではなく「考え方」の提供を心掛けて日々奮闘中。

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