【中途採用】求人掲載スタート！ベストなタイミングとは？

「これから中途採用を始めよう！」という企業様、これから「中途採用を始めようかな？」という企業様向けに、求職者や転職希望者の動向と掲載スタートに向いている時期を解説いたします。
中途採用は、スケジュールの大枠が定められている新卒採用に比べて実施時期を自由に選択できます。そのため、何月に採用活動を強化すべきか迷われる採用担当者の方も少なくないです。

そこで今回は、「元・中途求人広告営業」の担当が、
「実際に営業をしていた時から感じていたポイント」を抑えつつ、
中途採用が盛り上がる時期と落ち着く時期、通年採用の際に押さえておきたいポイントを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

中途求人の掲載スタートはココが狙い目！

中途採用の求人掲載スタートに適した時期は「5月下旬」「10月中旬」です。
スタートに適する理由は、以下の通りです。

5月下旬

・GW中に余裕をもって今後を考え、転職を決める方が多い
・6月末～7月末まで在籍すれば夏のボーナスが現職でもらえるため
・夏で退職を考える人が求人を探し始めるのが5月中旬～下旬がメインのため
 
6～7月は、夏の賞与を受け取ってから新しい職場に移ろうと考える求職者が多いです。4月入社した新卒社員が、ミスマッチなどを理由に第二新卒として転職活動を開始するケースもあります。また、新卒採用も年々内定のタイミングが早まっているため、採用担当者も5月は落ち着いてくるタイミング！他社より１歩先に掲載をスタートし、求人が埋もれるのを防ぎましょう◎

10月中旬

・冬のボーナスをもらって、12月で退職を考える人が求人を探し始めるのが10月上旬～下旬がメインのため
・求職者は、新年の1月から新しい職場で再スタートすることを見据えて転職活動を開始する傾向があるため
・夏に採用して冬まで中途採用を一時中断する企業が多い傾向にあるため
 
内定式も終わり、一区切りつくタイミングで掲載をスタートさせるのがベスト！
また、年末は挨拶もあって引継ぎに時間がかかるケースが多いので、冬に転職を考える人は割と早めから求人を探し始めます。また、求人の閲覧する人数は増えてくるにもかかわらず、求人数はカクっと落ちるので、競合が少ない中で戦うことができる穴場期間です◎

避けた方がいい掲載時期！ニッパチとは？

実は掲載すると埋もれがちなのが、「1～2月」「8月」です。
理由は簡単！求職者の数に対して求人数が圧倒的に増えるためです。

☆実は求職者は1～2月はあまり動かない！

確かに面接実施日や、内定タイミングとしては、1～2月は比較的活発です。
しかし求人広告を見て応募するというフェーズにおいては既に落ち着いているのが実状。1～2月に出た求人を見て、「ここ良いな！」と思っても、「いやでも今動いても引継ぎが間に合わないな・・・」「内定もらえるのは3月だと遅い・・・」となってしまうケースが多いのです。

☆８月は夏季休暇で求職者の動きが鈍い！

8月から掲載をスタートすると、ほとんど夏季休暇でスタートタイミングの一番検索に引っかかりやすい時期を逃すケースが多いです。夏季休暇の掲載できない時期の日数はナビサイトが補填してくれるとはいえ、それはどの会社も同じ事が起きているので結果として終わる時期が少し伸びるだけ・・・ということになりがちです。ですが補填してもらえると聞くとお得感がありますよね。同じ値段で追加でもう一週間掲載できるのはうれしく感じます。だからこそ、掲載数が多いのになかなかいい結果にならない、という事態が起きてしまうのです。
 
故に、人材業界では「ニッパチ（２月８月）は難しい」と言われています。

まとめ

今回は、中途採用を始めるにあたって掲載時期の選定に役立つようなポイントを列挙しました。中途採用は新卒採用と違い、短いスパンを通年で繰り返しながら採用を行います。
 
だからこそ、効率よく採用してより良い人材を競合他社にとられる前にとるのがコツです。
今回はあえて赤裸々に掲載時期について解説しました。
元々中途採用の営業をしていたからこそ伝えられるポイントかと思いますので、是非掲載時期の参考になれば幸いです。
 
当社は新卒採用をはじめとしておりますが、中途採用や入社後の研修までトータルでご提案しております。お忙しいご担当者様のサポートとして、採用代行（応募者様とのやり取りや段取り設定）も行っておりますので、中途採用を初めて実施予定の企業様もまずはご相談くださいませ。
 
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