オンライン採用における、インターンシップ【アフターフォローアップ編】
はじめに
本稿は、「オンライン採用における、インターンシップ」と題した複数テーマのVol.4とな
ります。前回Vol.3では「オンライン採用における、インターンシップ」インターンシップ
の【実務・運用編】をテーマにお届けしました。
本稿ではVol.4の最終章として、当社フォローアップノウハウと共にお届けします
インターンシップのアフターフォローの一般的なものって?
夏・秋冬ともに、学生がインターンシップに参加したあと、どんな連絡やどんなコンテンツを用意すればいいかお悩みの企業様も多いですよね。
一般的なインターンシップのアフターフォローとしては、参加者限定の特別選考、次回の別のインターンシッププログラム、追加の会社説明会や会社見学会、先輩社員との座談会や懇親会などです。
また、インターンシップのアフターフォローで学生が希望するものは、マイナビの調査によると24年卒では、
1. 参加者限定の採用選考の案内
2. リクルーターがついた
3. 参加者限定の会社説明会・個別企業セミナーの案内
4. WEB面談の実施、5.OB・ OG の紹介
マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況
となります。
企業が実際に行うものと、学生が希望するものの間には若干の乖離はありますが、学生はインターンシップをもう企業の一つの選考としてとらえていることや、人事・先輩との面談を希望していることも見受けられます。
自社にあったインターンシップフォローを考えるには?
自社のインターンシップに見合ったフォローを考えるには、まずインターンシップ後のアンケートを有効活用した方が望ましいです。
・どのようなアフターフォローを望んでいるか
・誰と実際に会いたいか
・仕事のどんな点について聞きたいか?
などをお聞きいただければ、
学生が貴社に対して、本当に望むフォローアップをお聞きいただけます。
またアンケートを1年、2年ではなくもっと長期的な視点で活用するには、ワンキャリアのような口コミサイトにアンケートをご記入いただくこともおすすめしています。
ワンキャリアでインターンシップの口コミ、フォローアップの口コミをぜひ集めていただくと、「口コミが学生を呼」び、新たな母集団形成の一助となります。
採用総研でもワンキャリアをご提案できますので、ぜひお問合せください。
*Offerboxについてはこちらで詳しく紹介しています!
採用総研はどんなアフターフォローを提案しているの?
採用総研ではお客様のご要望に併せてアフターフォローのコンテンツをご提案しておりますが、下記にいくつか事例をご紹介します。
【事例1】業界研究・企業ビジョン説明会
所要時間:30分~2時間程度
場所:オンライン/対面
準備:発表資料・発表原稿
「学会」をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
学会では、ポスターセッションやワークショップ、トークセッションが行われていると思います。
通常のインターンシップやセミナーだけでは説明できない、貴社の「業界マップ」や、企業の「未来ビジョン」について、より詳しくお話をする機会を「別途」設けていただくことになります。
細かくセミナーを設定頂くことで、単純接触効果により、学生の志望度をあげていこう!というものです。長時間発表内容を聞くことも難しいかと思いますので、リアルタイムだけでなく、録画形式にして、配信するのもおすすめしています。
【事例2】先輩社員が語る「5分仕事術」と「5年未来ビジョン」
所要時間:各回30分程度
場所:オンライン/対面
準備:発表資料・発表原稿
実際には先輩社員の座談会/懇親会と大きく変わらないのですが、学生がより聞きたい「仕事において大切にしていること」や「仕事を円滑にすすめるポイント」などを「5分仕事術」としてまとめていただき発表いただきます。
同様に、「この先5年の仕事ビジョンをどのように描いているか?」「5年後になりたい姿は何か?」を「5年未来ビジョン」としてまとめていただき、発表していただきます。
これは、もし時間があるようであれば、学生にも当日のワークショップとして、「自分がワークをする際に大切にしていること」「5年後こうなっていたい」ということを書いていただき、そのすり合わせをしていくこともおすすめします。
【事例3】私のモチベはぶっちゃけこれ!「オフシャイン(off-shine)」で輝く社員
所用時間:各回30分程度
場所:オンライン/対面
準備:発表資料・発表原稿
入社後の教育にも関わりますが、入社するまでは「こんな社員になりたい」とか「この会社でこう働きたい」と考え、答え、就活を進める学生が多い一方で、入社すると「モチベーションが上がらない」「何のために働いているかわからない」と答える社員もちらほら…。
これは、入社する前の本人のモチベーションと、入社した後の本人のモチベーションのギャップによって生じています。学生→社会人への移行の中で、自らのモチベーションの遷移がうまくいけばいいのですが、そうならない学生・社員も多く、現在の新入社員マネジメントの大きな問題にもなっています。そこで、インターンシップ・採用のタイミングから、「モチベーション教育」を実施いただくことが大切になります。
具体的な事例としては、社員の皆さんが「仕事のモチベーションになっていること」を集めていただきます。もちろん、直接的に仕事にかかわる内容でもOKですが、できれば仕事のオフ(off)の時を大切にするモチベーションをご選定いただきます。オフでも輝ける、輝いている社員様がどのようなモチベーションを以ってして働いているのかを明らかにし、インターンシップ学生に伝えていくことで、「仕事とプライベート」といった言葉尻だけでなく、それを実現する「マインド」まで学生に見せることが可能です。ぜひオフでも輝く社員様をアピールしていきましょう
おわりに
ここまで昨今の学生動向などを加味し、オンラインでのインターンシップの設計~フォローについてご案内して参りました。
貴社のインターンシップに参加してくれる学生にぜひ「よりこのインターンシップが充実するには、何が必要か?」を臆することなくアンケートでお聞きいただきたいと思いますし、それをぜひ貴社のインターンシップに取り入れていただきたいです。
学生・企業様が双方に納得がいくインターンシップをぜひ実現していきましょう
*インターンシップの準備に関するチェックリストもご準備しておりますので、こちらもご参照ください!
採用総研ではその他お役立ち資料を用意しております。
*オンライン採用における、インターンシップ 全4回(過去3回はこちらから)
貴社に合ったインターンシップについては、お気軽にこちらからご相談ください!