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ここだけは押さえたい!学内セミナー参加学生へのアプローチ法とは?

大学や専門学校にて行う「企業説明会」を学内セミナーといいます。

最近では、各大学のキャリアセンター主催で合同説明会が定期的に開催されるなど積極的に就活支援をしている大学もあり、ターゲット学生との出会いの場として有効活用されています。

また、学内セミナー参加後の対応も今後の母集団形成・採用にとって、とても重要になってきますので、ここだけは押さえたいアプローチの方法を紹介いたします。

目次[非表示]

  1. 1.そもそも学内セミナーとは
  2. 2.学内セミナー参加のメリット
  3. 3.学内セミナー参加後の必須対応はこれ!
  4. 4.まとめ

そもそも学内セミナーとは

まず、どこでいつ開催されているかは各学校からの案内(キャリアセンターのホームページやメール)などを確認いただく必要があります。出展してほしい企業に対しては、学校側から出展依頼の連絡がきますが、人気企業でない限り待っていても連絡がくるとは限りません。

学校のHP(就職課など)で出展希望を受け付けているほか、学校訪問を密におこない信頼関係を構築しておくことで、翌年の開催に声をかけてもらえることもありますので、ターゲット大学や学部専攻に対しては企業側からのアプローチをしていきましょう。

参加費用は無料の場合もありますが、一定の費用を支払うケースもあります。
そして、学校OB・OGと話せることを期待している参加学生も多いため、参加する社員はできるだけその学校のOBやOGが参加していることが望ましいです。

実施方法としては、
①大教室などを借りて、1社単独で30分~1時間程で実施
②大ホールで何社合同にて合同説明会を実施
③ゼミや研究室などのつながりで教授にお願いし、授業中等で実施

などがあります。

学内セミナー参加のメリット

大前提、学内セミナーを行うメリットは、「学生の企業に対するハードルが下がり、応募がしやすくなる」ことです。
例えば、採用人気の高い大学とそうでない大学のうち、人気のない俗にいう下位校と呼ばれる大学の学生は、応募をする企業を尻込みして自らエントリーできていない学生もいます。学内セミナーを行うことで、そのような学生に「自分の大学はこの会社の採用対象大学である」と暗に伝えることができます。また、「わざわざ自分の学校に来て採用活動を行っている」という特別感を学生に持ってもらえることもメリットです。
 
そして、自社での説明会だと、ダイレクトリクルーティングを除いて、大方の参加手段はナビサイトからの申し込みとなるため、企業としては待ちの姿勢になります。そうなると、どうしても「認知度の壁」が立ちはだかり、学生からの認知度が高い会社に応募が集まりがちで、母集団形成が不利になってくる会社も出てきます。併せて、そういったナビサイト集客だと、ある程度の志望度がある学生しか集まらない傾向があります。学内セミナーだと、まだ志望度が上がり切っていない興味本位の学生も来てもらいやすいため、自社の説明会ではリーチができなかったであろう、他業種や他業界志望の学生にもアプローチができることが大きな魅力です。
 
また、学内セミナーを行う企業側のメリットには、主催している学校との繋がりを強化できることも挙げられます。学校との関係を深めることができれば、企業のパンフレットや広告物を置いてくれるなど、企業の宣伝をしてくれる可能性が高まります。採用プロセスにおいて学内セミナーの参加は、学校との繋がりは企業の認知度向上に貢献してくれます。
 
つまり、学内セミナー参加のメリットをまとめると、
①母集団形成がしやすい
②企業の認知度を上げられる
③学生に親近感を持ってもらえる
④優秀な学生にアプローチをかけられる
⑤主催している学校との繋がりを強化できる

学内セミナー参加後の必須対応はこれ!

学内セミナーでは、学生本人の了承のもと個人情報の収集が可能な場合が多いです。紙の参加票や持参した企業マイページ登録用QRコードを準備し、学生に提出してもらうことで今後のインターンシップや説明会の案内を送ることができます。もらった個人情報は積極的に活用していくため、学内セミナー後の必須対応としては、

①学内セミナー参加に対するお礼メール送付
②今後のインターンシップや単独説明会の案内(日程や開催概要)

が挙げられます。
加えて、学内セミナーの感想や企業に対する質問、興味を持ったポイント、選考希望の有無などを聞いてみるのも一つです。せっかく興味を示してくれた学生に対して、実際に選考に参加してもらえるよう熱が冷めないうちに次ステップの予約をしてもらうことがなにより重要です(参加しっぱなしは非常にもったいないです)。

可能であれば、学内セミナーの場で次の選考イベントの予約までしてもらえるよう学生に声かけするのもよいでしょう。

まとめ

効果的な採用活動を行うためにも、学内セミナーのターゲット選定と事前準備を抜かりなく行っていくことが大切です。そして、実際に参加した後は、興味を示してくれた学生にアプローチをし、母集団形成と採用成功に繋げていきましょう。

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就職支援 コラム編集部
就職支援 コラム編集部
様々な新卒・中途採用ツールを運用し、企業様の母集団形成や選考進捗率の引き上げをお手伝いしています。その中でご担当者様から頂いたギモンなど採用担当者様のお悩みにお答えすべくコラムの執筆活動を進めています。実際に、様々なツールや採用ケースを見てきたからこその視点で少しでも採用ご担当者様のお役に立てるよう執筆をさせていただきます。

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