連絡方法で新卒と中途で違いはあるのか?より効果的な方法をご紹介!
新卒採用、中途採用いずれのシーンでも、応募者との連絡は欠かせないものです。説明会や面接の案内をしたり、合否の連絡を行うにあたりどのような方法で応募者へ連絡をするのが効果的なのでしょうか。
経験がある方もいるかもしれませんが、
・選考の途中で連絡が取れなくなってしまった
・日程の変更があったので応募者とすぐに連絡が取りたいのに繋がらない
など採用活動の中では様々なトラブルが起こります。
そんなトラブルを回避するため、さらには少しでも効率をよくするためにはどのようなツールを使ったら良いのかを今回は連絡ツールでよく利用される、電話・メール・ナビサイト・LINEに絞ってランキングとしてまとめていきたいと思います。
*それぞれのメリットやデメリットについてはこちらでも紹介しています。
目次[非表示]
- 1.新卒採用における連絡ツールのランキング
- 1.1.□■第1位■□【 LINE 】
- 1.2.□■第2位■□【 メール 】
- 1.3.□■第3位■□【 ナビサイトのメッセージ機能 】
- 1.4.□■第4位■□【 電話 】
- 2.中途採用における連絡ツールのランキング
- 2.1.□■第1位■□【 メール 】
- 2.2.□■第二位■□【 LINE 】
- 2.3.□■第3位■□【 ナビサイトのメッセージ機能 】
- 2.4.□■第4位■□【 電話 】
- 3.まとめ
新卒採用における連絡ツールのランキング
就職活動をする学生はどのような連絡ツールでのコミュニケーションを求めているのでしょうか?
□■第1位■□【 LINE 】
〈学生からの声〉
・日常での使用頻度が高い
・リアルタイムで確認とやり取りができ、メールよりも手軽にコミュニケーションが取れる
LINEは日常的に利用頻度が高いツールなので、連絡の手軽さ、確認のし易さなどの理由から一番人気となりました。
参考コラム:学生とのコミュニケーションはLINEが主流に!?
□■第2位■□【 メール 】
〈学生からの声〉
・アカウントを使い分けられる
・ビジネスマナーが身に付く
昨今はメールの利用頻度自体は減ってきております。多くの企業では、就職後メールでのやり取りが増えることを想定して、事前にビジネスマナーを身に着けたい、という学生の声もありました。
□■第3位■□【 ナビサイトのメッセージ機能 】
〈学生からの声〉
・メッセージを毎回見に行かないといけないので面倒
・連絡が来ているのに気づくことができない
これまでの連絡ツールとして主流であったナビサイトのメッセージ機能ですが、LINEなどのツールが利用されるようになり、手軽さを重視する学生からはネガティブな意見が多く上がる結果となりました。
*メールや連絡に関するテンプレート集もこちらからダウンロードできます!
□■第4位■□【 電話 】
〈学生からの声〉
・そもそも電話が好きではない
・電話だと時間を選ばないといけないから使いづらい
連絡手段としては一番主流ではありますが、学生からは電話を嫌う声が多く上がりました。チャット機能やSNSの普及で直接話をすることに抵抗を持つ傾向にあり、LINEなどのメッセージ機能を好む意見が多く上がる結果となりました。
参考コラム:【採用担当者必見】新卒採用の電話対応で心掛けておきたいポイント!
中途採用における連絡ツールのランキング
転職活動をする求職者はどのような連絡ツールでのコミュニケーションを求めているのでしょうか?
□■第1位■□【 メール 】
〈求職者からの声〉
・転職活動中でも現職の仕事があるから、メールがありがたい
・普段の仕事でもメールを使用しているので、確認しやすい
・チャットツールのような軽い感じの物はあまり利用したくない
多くの企業では当たり前に使われているツールなので、利用のし易さという点で一位となりました。また、社会人経験のある方が主な対象者となることで、チャットツールでは軽すぎる、という意見も多くあがる結果となりました。
□■第二位■□【 LINE 】
〈求職者からの声〉
・メッセージが来た時に見落としがない
・既読機能があるのでお互いに確認できて安心感がある
転職活動中では様々な企業から多く届く傾向にあり、大事なメールが埋もれてしまうのを避けたい、LINEでは企業ごとに通知が確認できるため見落としがなくスムーズに対応ができるとの声が多くあがる結果となりました。また既読機能は確認してもらえているという安心感もあるようです。
□■第3位■□【 ナビサイトのメッセージ機能 】
〈求職者からの声〉
・会社ごとにどんな内容のやり取りがあったのか確認がしやすい
・求人情報も合わせて確認できるので使いやすい
・媒体によってはエラーが起こりやすい
メールやLINEでは求人情報を確認する際にわざわざ各媒体へ確認に行く必要が生じるので、メッセージと一緒に確認ができることにメリットを感じる方が多くみられました。媒体によっては、メッセージ送信時にエラーが出やすく、ファイルが添付できないなとのネガティブな意見も多くあがる結果となりました。
□■第4位■□【 電話 】
〈求職者からの声〉
・基本的に仕事中は電話に出られないことが多く、連絡が取りづらい
・電話で話していると現職の企業にバレてしまう可能性がある
・採用担当の方の雰囲気がわかるので電話がうれしい
中途採用の場合は在職中に転職活動をする方が多くいることから、基本的に就業中は電話に出られないので他の連絡方法がありがたい、という意見が大多数をしめる結果となりました。また電話の方が担当者の雰囲気や社風などが伝わってくるので、電話の方が嬉しいというポジティブな意見もありました。
まとめ
新卒採用・中途採用時、どのような連絡ツールでのコミュニケーションを求めているのかをランキング形式でまとめました。ご覧いただくとわかるように、新卒採用と中途採用では応募者の希望している連絡ツールに違いがありました。
新卒採用では学生が対象になることから、手軽さと利便性を求められた結果、LINEが1位となりました。一方、中途採用では在職中の方が主な対象となるので、使い慣れている、かつ確認しやすいメールが1位となりました。
年代によっても様々かとは思いますが、新卒採用・中途採用ともに電話が最下位となりました。選考フェーズによっては電話連絡をした方が良い場合もありますが、昨今ではメールやLINEなどを利用した方が無難なのかもしれません。
また、採用においてはメールとLINEを同時に送ることで採用業務を効率化・簡易化するツールなどもございますので、採用管理ツール(ATS)なども一度チェックしてみてはいかがでしょうか?