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エントリー者の約60%が自社イベントに予約!?誰でもできる集客率アップの方法


いよいよ広報解禁を迎える24卒採用。
「昨年よりエントリー数が劇的に減少した」「エントリー学生が自社のインターンに参加してくれない」など。
学生の行動量の減少、ならびに自社イベントの集客に苦戦している企業様から多数ご相談をいただく機会が多くなりました。

そこで、今回は3月以降の会社説明会にいかに1人でも多くの学生を呼び込むかという課題解決に向け、ぜひ参考にしていただきたい「誰でもできる集客率アップの方法」をお伝えします。


目次[非表示]

  1. 1.エントリー学生の4つのタイプ
  2. 2.学生のタイプ別志望度のちがい
  3. 3.どの学生を自社に呼び込むか
  4. 4.エントリー者を自社に呼び込むための“誰でもできる”具体的な方法

エントリー学生の4つのタイプ

学生の集客率を上げるためには、まずそもそも自社にエントリーをしてくれた学生は、どのようなことを考えてエントリーをしてくれたのか。その点について考える必要があります。

ここでは、自社にエントリーしてくれた学生をタイプ別に分類してみます。


■自社にエントリーしてくれた学生の4つのタイプ

■A群:「御社が第一志望です!」貴社を志望し、企業理解も深い学生

■B群:「なんか面白そう!」貴社に少し興味がある学生

■C群:「一応志望業界ではあるしな…」貴社を理解しているものの、志望度は低い学生

■D群:「条件だけは合致する」あまり見ずにエントリーしてきた学生


いかがでしょうか??

数年前までは、説明会であっても「御社が第一志望です!」というのが当たり前と思われていましたが、今は多様性の時代。

学生も企業を見極め、ドライに伝えてくることも多々。

そうした状況下で、企業は上記のようなエントリー学生に対して、どのようなアクションを取ればよいでしょうか。


学生のタイプ別志望度のちがい

ここからは、学生のタイプ別に志望度のちがいを考察していきます。
それぞれの学生タイプ別に見てみましょう!

少し稚拙ですが、ストレートに表現します。

■A群:貴社が第一志望群です!ぜひ説明会に予約します!「予約者」

■B群:面白そうだな。説明会予約してみようかな!「予約者or未予約者」

■C群:会社のこともう知っているし、説明会行くまででもないかな。「未予約者」

■D群:ん、何の会社だっけ?まあいいか。「未予約者」


いかがでしょうか。

例年、エントリー者に説明会の案内メッセージをいくら送れど、電話をしようとピクリとも反応のない学生さん、いらっしゃいませんか?

どの企業様にも一定数そのような学生さんがいらっしゃると思いますが、

それは恐らく、C群かD群の学生さんだと思います。


では皆さんの悩みの種として、このC群とD群の学生をどうする?ということがあると思いますが、結論としてお伝えしますと・・・


放っておきましょう!!!


とても悲しい限りではありますが、こちらのC群とD群の学生がA群、ならびにB群に昇格することはまずないと思った方が良いかと思います。

「じゃあどうすれば!?」という話かと思いますが、

A群は自ずと説明会に予約してくれます。こちらもノータッチで問題なしです。

問題は、B群の学生をいかに自社に呼び込むか。

ここが勝負の分かれ目だと思います!


どの学生を自社に呼び込むか

前章では、学生を4タイプに分類し、考察してきました。

最後に記載をした、「B群の学生(なんか面白そう!と思ってくれている学生)をいかに自社の会社説明会に呼びこむかについて、お話していきます。

 その前に少し考えていきたいのですが、学生が自社の説明会に行ってみようかな、と迷う瞬間はいつだと思いますか?

学生の気持ちになって色々と考えてみたり、各企業様の説明会予約者の動きを分析するうちに、ある一つの規則性を発見しました。

それは、「エントリーした時間と初回メッセージ(説明会案内メッセージ)を送付した時間の間が短ければ短い程、予約率が高まる」ということです。

解説をいたしますが、ポイントは2つです。


まずポイントその1です。

思い返していただきたいのですが、みなさまは学生の説明会への予約率が低い場合、どのように対応されていますか?

こちらから申し上げてしまいますが、「学生の予約者が少ないなーと感じた瞬間に未予約者に一斉にメッセージを送る」ということをお考えの方は多いのではないでしょうか。

しかし待ってください。

未予約者の中には、3ヶ月前にエントリーした学生がいれば、3日前にエントリーした学生もいる。

そのような状況が大きく異なる学生に対して同じメッセージを送って果たして効果があるのか。

そこに私は着目しました。

つまり、

これだけ個別採用が謳われる時代に、学生の状況を鑑みずに一斉送信したメッセージが学生に響くのか、ということです。

ポイントその2です。
それは、学生がエントリーした企業に最も興味があるのはいつか、という点です。

ずばり、その企業にエントリーした瞬間だと思います。

少しずるい答えかもしれませんが、学生は色々な検索条件、就活軸に基づき企業を探します。

その中から少しでも自分が興味を持った、もしくは自分の条件に当てはまる企業にエントリーをする。このような流れになると思います。


つまり、「エントリーした瞬間」が最も志望度が高い瞬間になります。

そのため、“鉄は熱いうちに打て”ではありませんが、その瞬間にリアクション出来ていますか?ということがどうやら勝負の分かれ目になりそうです。


エントリー者を自社に呼び込むための“誰でもできる”具体的な方法

では、学生の志望度が最も高い瞬間にできることは何かあるか。

その点についてご紹介いたします。

誰でもできる、シンプルな方法があります。

※ナビサイトを想定して作成しております。


手順は、以下の通りです。

①    エントリー者向けの説明会誘導メッセージのテンプレートを作成する。

②    「説明会未予約者」かつ「上記メッセージ未送付者」の検索軸をMy検索に登録する。

③    毎日その“My検索”をクリックし、②の対象者がいれば①のメッセージを送信する。


手順はこの3つです。

追加費用もなく、毎日1~2分の手間をかけるだけで完了です。

いかがですか?今からできそうではありませんか?


稚拙な表現で恐縮ですが、私どもはこちらの手順を「鮮度作戦!!」と呼んでいます。

ずばりその心はですが、、、「学生の志望度の鮮度が高いうちにアクションを起こそう」という大作戦です。

自動サンクスメールが届くでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、学生もサンクスメールが自動で届く、ということは認識しています。

つまり、自動サンクスと企業毎に送られてくるメッセージの違いは見分けられるようになっています。

そのため、「●●さんを会社説明会に特別ご招待★」など、件名を見て明らかに自分宛てにメッセージを送ってくれているな、と分かるようなテンプレートというのも、ポイントかもしれません。


え、そんなことで!?と思われるかもしれませんが、鮮度作戦の実績は十分です。

24卒のプレサイトの掲載企業様が、昨年対比でエントリー数が約半減したものの、インターンシップ予約・参加者が昨年対比で120%超え。

かつ、24卒エントリー者の約68%がインターン予約、参加済みという結果も出ています。

それも1社ではなく、2社、3社と同程度の効果が出ています。


いかがでしたか?

エントリー者を無尽蔵に追い求めていただ時代とは異なり、エントリー者にも上限があると思います。

今手元にいる学生に、「いかにアクションを起こしてもらうか」という情報提供でした。


ぜひぜひお困りのご担当者様は、お試しになってはいかがでしょうか?



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採用コンサルタント 齋藤 修平
採用コンサルタント 齋藤 修平
キャリア採用で2017年に入社。前職の経営コンサルティング会社での経験を生かし、採用活動の上流工程(戦略策定、要件定義など)を中心に、採用活動の全体設計を得意とする。特に新任の採用ご担当者様へのアドバイスや第三者目線でのフィードバックなど、二人三脚でクライアント企業様の採用設計を行うことでご評価を頂く。一方で、机上論に終始することなく、学生とのコミュニケーションやコンテンツ作成など、どうすればその企業の採用活動が成功に終わるのかを徹底的に考え抜き、泥臭く採用支援を行うことをモットーにしている。 【プロフィール】 株式会社採用総研 東京オフィス マネジャー 千葉県出身。1987年生まれ 学生の間での流行をキャッチすべく、日々情報アンテナを張り巡らせ勉強中。

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