主要新卒就職ナビ2024グランドオープン速報
マイナビ、リクナビ、キャリタスの主要新卒就職ナビが3月1日にグランドオープンしました。
掲載社数、会員登録数の速報と詳細数値についてご報告いたします。
各就職ナビのご提案をご希望の方はこちら
主要新卒就職ナビ2025グランドオープン速報
目次[非表示]
- 1.3月1日グランドオープン速報値
- 1.1.掲載社数
- 1.2.エントリー可能社数
- 1.3.会員登録数
- 1.4.志望業種登録者数
- 1.5.学生属性別登録数(エリア別、学科別、国公立)
3月1日グランドオープン速報値
掲載社数
■掲載社数(昨年比)
マイナビ 28,192社(106.9%)
リクナビ 18,652社(137.8%)
キャリタス 16,286社( 61.9%)
単純な掲載社数ではマイナビが微増、リクナビが約140%の大幅増加、キャリタスが約40%減と大幅に減少しました。
後述しますが、キャリタスも例年並みの掲載社数に戻っただけで、実質掲載社数と言えるエントリー可能社数は増加しており、コロナ禍も収束に向かう中、採用意欲の高まりがうかがえます。
リクナビはここ数年の大幅な社数減少の巻き返しを図り、様々なキャンペーンで営業上対策した事の影響がでているものと思われます。
今まで新卒採用をしていなかった企業の掲載なども増加しており、新卒採用のすそ野を広げる事に一役買っていると言えます。
マイナビは過去5年で最大の掲載社数となりました。
リクナビを押さえてから、ナンバー1サイトとして不動の地位を築きつつあります。
エントリー可能社数
■エントリー可能社数(エントリー可能率)(昨年可能率)
マイナビ 26,517社(94.1%)(92.6%)
リクナビ 13,700社(73.4%)(92.6%)
キャリタス 1,993社(12.2%)( 7.2%)
実質的な掲載社数と言えるエントリー可能社数では、さらにマイナビ1強傾向が強くなります。
リクナビは掲載社数は増えたものの、エントリー可能率は約20ポイントも減少しました。
ただ、上述しましたように、利用企業はどのサイトも増加傾向であり、コロナ禍からの採用意欲の回復傾向が感じられます。
会員登録数
登録学生数(昨年比)
マイナビ 799,144人(97.6%)
リクナビ 706,513人(101.1%)
キャリタス 319,364人(103.0%)
会員登録数は昨年とほぼ同水準で推移しています。
ただ5年推移で見るとわずかながら減少傾向が見られ、徐々に少子化の影響が表れていると考えられます。
また、後述しますが、ダイレクトリクルーティングや新卒紹介など、就職チャネルの多様化によりナビ離れの影響もあり、一番会員数の多く影響を受けやすいマイナビが若干ながら減少していると考えられます。
志望業種登録者数
志望業界登録者数(昨年比 業種登録率)
マイナビ 480,053人(88.4% 60.1%)
リクナビ 15,729人(75.4% 2.2%)
キャリタス 80,213人(94.4% 25.1%)
登録の方法にもよるので、一概には言えませんが、志望業界を登録しているかどうかは、就職活動においてその媒体をメイン媒体として利用するかどうかのひとつの指標と言えます。
志望業種が登録されているとDMも効率的な希望業種に合わせた効率的な配信ができます。
そういう意味ではマイナビの1強です。
昨年比で見ると各ナビとも減少傾向です。
会員登録数はほぼ変わらない事から、これは上述しましたように就職チャネルの多様化によるナビ離れが原因と思われます。
とは言え、会員登録数は就職活動をするほぼ全員が登録しているのも事実であり、まだまだ就職のプラットホームとして、大きな影響がある媒体と言えます。
学生属性別登録数(エリア別、学科別、国公立)
と
より詳細な属性別のデータもございます。
直販とは違い、客観的にどのナビに掲載するのが良いのか、ご提案させていただきます。
採用総研ではその他お役立ち資料を用意しております。