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【初の新卒採用!】これから新卒採用を始める前に抑えておきたいポイント!

「新卒採用の特徴」と「中途採用と新卒採用の違い」について解説します!

「これから新卒採用を始めよう!」という企業様、これから「新卒採用を始めようかな?」という企業様向けに、新卒採用の特徴や、中途採用と新卒採用の違いについて解説させていただきます。

これから新卒採用を始めるにあたって参考にいただけますと幸いです。


目次[非表示]

  1. 1.新卒採用のメリット・デメリット
    1. 1.1.メリット
    2. 1.2.デメリット
  2. 2.新卒採用と中途採用の違い
    1. 2.1.前提条件
    2. 2.2.採用時期
    3. 2.3.面接方法
    4. 2.4.採用時のフォロー
    5. 2.5.採用後の教育
  3. 3.まとめ

新卒採用のメリット・デメリット

新卒採用の大きなメリットは、若い人材が入ってくることではないでしょうか?
高齢化が進む日本社会の中で、企業で働く人材の高齢化に悩む企業も増えてきています。

そんな中、新卒採用を実施すれば、若い人材が採れる!
そんなお考えの企業様も多いかと思います。

メリット

その他にも新卒採用のメリットはいくつかあり、若い人材が入ってくることにより、社内の雰囲気が変わる。
社内の教育体制の確立や、今までいた社員の方が新卒を教育することで社内全体のレベルアップにつながる。
日本で新卒採用をしている企業は、日本の全企業の1%程度ですので、新卒採用をしているというだけで、企業の信頼度が上がる。
採用活動に社員様を動員することで、帰属意識の強化など、様々なメリットがあります。

デメリット

しかし、良いことの反面、気を付けないといけないこともあります。
新卒採用は、中途に比べ、採用期間が長く、採用にかかる手間(工数)が多くかかるため、採用に至るまでのマンパワーが必要となる。

入社してからすぐに利益を生み出すわけではないので、採用から活躍するまでの投資期間も長くなる。

新入社員と既存社員の間に、ジェネレーションギャップがあり、教育やコミュニケーションがうまくいかない場合もある。
一昔前のように、「先輩の背中を見てついて来い!」だとうまくいかないことが多い。

新卒採用と中途採用の違い

新卒採用と中途採用では、採用活動の期間、経験の有無、教育方法の違いなど、様々な点で違いがあります。この章では、大きな違いをまとめていきたいと思います。

前提条件

既にご存知だと思いますが、新卒採用は、大学を卒業する新卒の学生を対象に行います。
一方で、中途採用は自身でキャリアを積んできた社会人を対象に行われます。
そのため、ターゲットの幅が非常に広く、スキルや年収の幅も非常に広いことが特徴です。

そうすると、お分かりのように、経験やスキルで採否を判断することが難しく、よくポテンシャル採用と言われますが、これからこの学生が自社でどのように働き、どのように成長し、どのように活躍していくかを想像して採用することが必要となります。

採用時期

中途採用は、採用の開始時期も企業によって様々で、いつから始めても問題ないです。
しかし新卒採用は、採用スケジュールや入社時期が決まっており、インターンシップは3年生6月からスタート、説明会は4年生3月からスタートと決まっており、求人媒体の掲載開始なども上記に順次決まっています。
ですので、新卒採用の採用計画は、このスケジュールに合わせ、計画することが必要となります。

面接方法

中途採用での面接の回数は、1~2回の企業が多く、面接内容も今までの仕事の経験や実績、スキルを問う内容が多いですが、新卒採用では、一次面接、二次面接、最終面接といった段階的な面接が一般的で、かつ、グループディスカッションや筆記試験などの選考方法が取られ、様々な角度から学生の素養をはかる内容が一般的です。

さらに、面接官にも違いがあり、中途採用では、採用する部門のトップの方や、経営者の方が面接し、採否を判断することが多いですが、新卒採用の場合、若手社員が一次面接を担当する企業も多く、若手や中堅の社員を採用に巻き込めるという特徴もあります。

採用時のフォロー

中途採用では、内定出しから入社までの期間が比較的短いため、内定通知後のフォローはそこまで重要視されませんが、新卒採用では、内定出しから入社までの期間がありますので、入社前に必要な手続きや準備についての情報提供やフォローを行います。また、入社前に社員との面談やイベントなどに参加してもらい、社風や職場環境を知ってもらうことが大切です。

新卒採用は、中途採用に比べて多くの企業を受検している可能性が高いため、志望度を下げないためにも、面接などの見極めだけでなく、フォローも重要になってきます。

採用後の教育

採用後の教育では、内容だけでなく、教育期間なども違います。
まず内容部分では、中途採用の場合、今までの社会経験があるので、社会人マナーなどは省略され、取り扱う商品やサービスの研修が多く実施されます。
対して、新卒の場合は、挨拶、マナー、電話対応など、社会人としての基本の「き」から実施する必要があります。

そのため、研修期間は中途採用では1日~数日という短期間で終了するケースが多くみられますが、新卒採用では、1ヶ月間かけて研修したり、長い企業では半年~1年間は、各部署などを回る研修期間にされているようなケースも見受けられ、長期にわたって研修を行う場合が多いです。

まとめ

今回は、新卒採用を始める前に抑えておきたいポイントについて、メリット・デメリットや、中途採用との違いをまとめました。
新卒採用は、中途採用に比べ、時間と労力がかかりますが、若い人材を採用でき、組織の活性化なども図れます。
事業を継続していく上で、組織の高齢化を防ぎ、成長し続けるために新卒採用を行い、教育していこう!という気持ちの企業様に新卒採用を実施して欲しいと思います。

当社では、新卒採用から入社後の研修までトータルでご提案しておりますので、新卒採用を始めて実施予定の企業様もまずはご相談ください。


  お問い合わせ|株式会社採用総研 採用総研に関するお問い合わせや、料金プランのご相談などは当ページより承ります。新卒採用で豊富な経験を持つプロが、採用活動から内定者のフォローまで総合的にサポート。貴社に合った求人媒体や採用手法のご提案から、採用業務のアウトソーシング、入社後の研修の企画・実施まで、伴走支援します。 株式会社採用総研

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八木琢也
八木琢也
2015年新卒入社。商社やメーカーなどの営業職採用、ホテル業界やアパレル業界など、男性の採用でお悩みの企業の採用支援実績多数。実際に採用活動するのは企業様であることを常に意識し、一気に大改革を進めるよりも、PDCAを回しながらクライアントの採用力を確実に上げていく提案を強みとしている。また、その採用力向上のノウハウを中小企業様に還元するため、選考フローの構築や、学生への魅力付け、求める人物像の明確化など、採用力向上に向けたノウハウセミナーも不定期で実施。 その他、学生の自己分析支援や、業界・企業理解促進などの就活支援も実施しており、「企業様に向けた採用支援」「学生に向けた就活支援」の多方面から社会貢献を目指す。

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