体育会系学生を採用したい企業様向け!採用成功のコツと方法
営業でクライアント様にお伺いしていると、「体育会系の学生を採用したい!」という企業様はまだまだ多いです。
コミュニケーション能力や、上下関係、何かに打ち込んだ経験など、魅力的に見える部分も多いですよね。
とはいえ、体育会系学生に会えているかというと、、、なかなか会えていない企業様が多いです。今回は、体育会系学生採用の実態と、採用に向けたワンポイントなどをご紹介させていただきます!
目次[非表示]
- 1.体育会系学生の実態
- 1.1. 体育会系学生はどれだけいるの?
- 1.2.一般学生と就活スケジュールは違う?
- 2.体育会系学生を採用するためのワンポイント
- 2.1.説明会・インターンの開催日時
- 2.2.選考方法
- 2.3.体育会学生を惹きつけるアプローチ
- 3.体育会学生の募集方法
- 3.1.合同就職説明会
- 3.1.1.アクセス就職ナビ
- 3.1.2.マイナビ体育会系WEBイベント
- 3.2.マイナビ体育会系ナビ
- 3.3.OfferBox
- 4.まとめ
体育会系学生の実態
私が営業でお伺いさせていただいている企業様でも、「体育会系学生が採用したい!」というお声は、根強く、この記事をご覧いただいているということは、貴社でも体育会系学生の採用を少しでもお考えなのではないでしょうか?
体育会系学生の採用に向け、まずは体育会系学生の実態を見ていきたいと思います。
体育会系学生はどれだけいるの?
「私立大学学生生活白書2022」によると、
学生の課外活動への参加率は53.7%でその内、体育会の活動に参加している学生が、28.6%ですので、全体の約15.4%の学生が、体育会の活動に参加しているようです。
『私立大学学生生活白書2022』2022年10月11日
https://www.shidairen.or.jp/files/user/20221011gakuseihakusho.pdf
ですので、体育会系学生を採用したい企業様は、この狭き対象を取り合うということをまずは頭に入れておく必要があります。
一般学生と就活スケジュールは違う?
体育会系学生の就活スケジュールは、所属している部活動やチームの強さによってばらつきがあるものの、全体的な傾向は、オフシーズンに積極的に動く学生が多いです。
野球部をはじめ、冬の時期にオフになるスポーツが多いので、秋季大会終了後の11月・12月~3月(春季大会が始まるまで)が一番の活動時期です。ですので、体育会系の学生を集める合同説明会やイベントなどは、11月~2月で実施されるものが多いです。
体育会系学生を採用するためのワンポイント
体育会系学生を採用したい企業様向けに、ちょっとしたワンポイントを下記に記載させていただきますので、参考にしてみてください!
説明会・インターンの開催日時
説明会やインターンシップの開催日ですが、開催時間と開催する曜日で、体育会系の学生が応募しやすい、応募しにくいということがあります。
開催時間に関してですが、平日の部活動は、授業が終わる夕方から実施しているクラブが多いです。
ですので、体育会系の学生の多くが、部活動がある曜日の昼から授業を入れ、そのまま部活に参加するというスケジュールで単位を組むことが多いです。
ですので、午後に説明会をやるよりも、午前に説明会をする方が、授業が無い学生が多く、体育会系学生が予約しやすいと思います。
また、開催する曜日ですが、月曜日は体育会学生が予約しやすい曜日です!
なぜかというと、土日に試合を組み、月曜日をオフにしているチームが多いからです。
また、月曜日は企業の説明会開催数も少ない傾向があるので、競合も少なく、体育会系の予約も入りやすい狙い目の曜日になります!
選考方法
選考方法に関してですが、体育会系学生は、部活などで就活準備にかけられる時間が他の学生よりも短い傾向があります。
その中で、SPIなどの適性検査対策まで実施できる学生は少ないので、適性検査(学力検査)を避ける傾向があります。
近年採用難の状況から、適性検査(学力検査)を実施しない企業も増えてきているので、学生側からすると、適性検査が無い企業に絞っても相当数の企業がございますので、適性検査を実施するだけで、体育会系学生を取りこぼしてしまう可能性がございます。
体育会学生を惹きつけるアプローチ
体育会系学生を惹きつけるためのワンポイントです。
人間は、共通点があると親近感が湧き、プラスに捉えてくれます。
ですので、体育会系学生を引っ張る際は、体育会系の先輩社員の面談や、面接を取り入れ、部活動のあるあるや、体育会系出身の先輩社員が活躍しているところを見せることで、学生を惹きつけやすくなるかと思います。
体育会学生の募集方法
上述のように体育会系学生は活動期間が短く、クラブ活動の合間を縫っての活動となるため活動量も多くなく、通常のナビやイベントでは効率的な採用が難しいのが現状です。
体育会系学生を狙って採用していくためには体育会系に絞ってアプローチする採用広報企画に参画していく必要があります。
ここでは主な体育会系採用のための募集方法について紹介します。
合同就職説明会
体育会系学生の採用として主流な手法です。
体育会系学生に限定した合同説明会となっていますので効率的な接触が可能です。
コロナ禍で動員が減少傾向でしたが、徐々に回復に向かっています。
体育会系学生を積極的に狙っている企業が参加するため、自社ブースでは体育会系出身の社員に話をさせるなど工夫が必要です。
アクセス就職ナビ
就職イベントでは老舗で豊富な実績を持つ株式会社アクセスネクステージが運営する就職イベントです。
一般的な就職イベントだけでなく、特定の業界志望者や、職種志望者に限定したイベントも開催しており、その中で体育会系に限定したイベントも開催しています。
就職イベントに強いため開催日数も多く、参加がしやすいです。
マイナビ体育会系WEBイベント
マイナビ主催の体育会系学生限定のWEB集合イベントです。
新卒では№1サイトであるマイナビが運営するため、告知力と動員数が期待できます。
後述しますマイナビの特設サイトとも連動しているため、体育会系学生に限定してマイナビ内で強力に広報できます。
マイナビ体育会系ナビ
マイナビ内に設けられています体育会系学生向けの特設コンテンツページです。
マイナビだけでなく、こちらにも掲載する事で体育会系学生に強力にPRできます。
体育会系出身の先輩社員紹介ページや、体育会系学生がクラブ活動をしながらどう就職活動をするのかのアドバイスページなど、体育会系学生に向けたコンテンツが充実しています。
OfferBox
ダイレクトリクルーティングでも体育会系の採用が可能です。
特にOfferBoxではアスリート検索という体育会系学生を狙った検索ができ、サッカーや野球、アーチェリーや新体操、応援団まで具体的な活動種目まで検索できます。
また主将やマネージャーなど部内での役割やポジションと、スポーツ推薦など入学経路も検索でき、かなり詳細に絞り込んで採用したい学生に限定したアプローチが可能です。
まとめ
今回の記事では、体育会系学生の現状や、採用に向けてのワンポイントを記載しました。
とはいえ、体育会系学生の採用は、学生数の減少もあり、年々難しくなってきています。
また、チームの雰囲気なども多種多様となっており、体育会系だからといって昔のようなイメージが当てはまる学生も減少しているのが現状です。
体育会系の魅力はあると思いますが、本当に体育会系の学生でないとダメなのか?
今一度、求める人物像・ターゲットを洗い直していただくと、より採用したい人物像が明確化されると思います!
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